マイク納め①
未来市議会議員選挙も最終日を迎えた。約1週間の選挙戦はあっという間である。
だから選挙前には政党活動をしている政党公認候補で勝負はついているのが現実なのである。
選挙最終日は20時までに候補者が「マイク納め」という最終演説を行うことが慣例である。
ピラミッド式の日本の政党は、選挙区支部の国会議員(衆院議員)から各支持組織、団体、地域の後援会からたくさんの人達がこのマイク納めに集まり、候補者やスタッフ陣営に労いの言葉や賛辞の言葉の嵐が舞う。
そう、当選後の自分達への「何かしら」を期待して。
この何かしらは想像にお任せしたいが、ある種の忖度が色々なところで見えない形であったのが、今は政治家自らSNSを発信しているから気づく人には気づいてしまうリスクが大きくなっている。
政治家のSNSの集合写真に映っているよく見る地域の面々を見れば地域の闇が明らかになる時代。
悲しいかな。ゴルフ、飲み会、各種パーティ、セミナー、まさかの地域のお祭りまで。
自分が新しいまちと信じていたのが、嘘のような現実。
ただ、政党候補に幸いなことに?こうした現実は地方議員選挙ぐらいだと当たり前過ぎてマスコミのネタ不足時には取り上げられるかもしれないが、基本は表立って地域に説明してくれる人はいない。いや分かっていてもできない忖度が蔓延っている。
最近の地方議員はSNSでまるで自分がアイドルように動画で発信を続けている。
自分の身を弁えず、政党の上層の人事の流れに身を委ねて、コロコロと信念や主張を変えることを公に自ら露呈している。
でももはや若くして先生と呼ばれる立場では誰も指摘をしてくれる人はいない。
しかし、地方議員選挙の投票率は半分いくことは少なく、特に未来市は地盤カバンのある政党候補が当選する確率が高い。
19時30分。マイク納めまであと30分。
都筑一太郎は、レフト南駅に立っていた。レフト南駅の大きな広場には、平和党の港北たくとと泉和見子候補が選挙カーの上で並んでマイクを持ち、約200以上の支持者が集まっていた。候補二人の横には栄鬼太郎国会議員が立ち、遠目から見ても目を疑うようなでっかいアレみたいなマイクを握っていた。
次号 マイク納め②




