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魔王城へいざ出発

久しぶりのガイルくんの登場ですσ^_^;

あいかわらず、考えてることが面白いですね


紹介文にも書きましたが、続編なので先に前作を読むことをお勧めします

前に、ひょんなことから魔王を討伐してしまった俺は、今なぜか魔王城に来ていた。



話は遡ること、数時間前のことである。


俺はまたしても王様の前に呼び出されていた。てか、このおっさんに呼び出されること多くないか?正直、こんなおっさんの相手するより、まだ若い奴らの指導してる方がマシなんだが…。


「ガイルよ。お主に頼みがあるのだが。」

「なんでしょう、王様。」


また頼みか〜。まあ、勇者とともに魔王を討伐してこい以上に無茶な頼みなんてないだろう。


「非常に頼みにくいことだが、魔王城に行ってきて欲しいのだ。」

「………。は?今なんと?申し訳ありません、よく聞き取れなかったのですが。」


んー、最近疲れてるのかなー。今おっさんから死刑宣告を受けたような気がしたんだけどなー。


「すまない、無茶な頼みなのはわかっておる。だが、この国、いや世界の平和のためにも魔王城に行ってきてほしいのだ。」


うん、聞き間違いじゃなかったね。死んでこい☆って言われたよ。



いやいや、どう考えたって俺が行くのはまずいでしょ。

魔王を倒したのは勇者だってことになってるけど、勇者を召喚したのは俺だって知れ渡ってるし、確実にボコられるじゃん。


「王様、勅命を受けていることは察します。しかしながら、なぜこのようなことを?」


うん、意味がわからない。

おい、おっさん!10文字以内で答えろやぁ!


「茶会があるのだ…。」


おっさんからは意味のわからない単語がでてきた。

茶会?あのお茶飲んでお話しする?上流貴族が嗜んでるやつか?


「実は魔王の妻、つまり現魔族の王から招待状が届いておってな…。」


そう言っておっさんは部下に手紙を渡し、こっちに渡してきた。

うん、手紙の内容はこんな感じだった。


新しく発表したいことがあるので、お茶会を兼ねて魔王城に招待したい。


いやー、意味がわからないなぁ。

お茶会かー、どうしようかなー。

て、誰が悩むか!こんなの罠に決まってるじゃねぇか!

こんなの、ちょっと待てっ、と言われて、素直に待つようなもんだぞ。


「失礼ですが、王様。これは罠の可能性が高いかと。」


高いどころか、ほぼ確実だろ、こんなの。ほいほいお茶会に行って、散々バカにされた後に殺されるようなもんだぞ。


「しかし、断るというのは国としての示しがつかん。そこで魔族にも引けを取らないほどの魔力を持つお主に頼むしかないのだ。」


はい、わかりました このガイルにお任せくださいって、なるかハゲ。

マジで死ぬかもしれないんだぞ。こっちからしたら。ふざけるなよ。

てか、一体何日かかると思ってんだよ。


「しかし、王様。この国からでは魔族城まで日が足りないかと…。やはり今回の茶会は断るべきでは。」

「何を言っておる、ガイルよ。お主は先日の魔王襲来の件で、転移魔法テレポートを使ってたではないか。あれを使えば、すぐにつけるであろう。」


はい、そうでした、使ってましたね。

くそー、このおっさん、よく覚えてやがる。何か都合のいい断り方はないのか。誰でもいい何か教えてくれ!



そんな俺の願いと虚しく、魔王城への出発は決まってしまった。準備も済ませ、後は出発するだけだった。準備といっても、無礼の無いよう服を着替えたぐらいだけだったが…。


まあ最悪、転移魔法で逃げればいいか、と俺は気楽に考えていた。





そして話は冒頭に戻る。


魔王城到着〜。

まず、衛兵らしき人たちに散々怪しまれたね。そりゃ、目の前から人がいきなり出てきたらびっくりするよね。


招待状を見せ、中に入ると案内人らしき人に部屋へと案内された。

俺は一番乗りだったらしく、茶会は明日あるとの説明を受けた。


暇だな〜。明日まで何してようか〜。

そんなことを考えつつ、俺は魔界を散歩することにした。


まあ、何かいるかもしれないし、もしかしたら、ドラゴンとかに会えるかもしれない。

ドラゴンといえば、男子の憧れだろ。ドラゴンに乗って空飛んでみて〜。


そんなこと考えながら、森?らしき場所を歩いてると、俺はどこからか攻撃を受けた。


「おお⁉︎雷撃魔法ライトニングか⁉︎」


とっさに避けたため、良かったが、雷撃魔法なんて食らったら即死。よくて、数日気絶級の魔法だぞ。

そんなもの打ち込んでくる奴いるのか、と俺が驚いていると、森の奥から


「ふふふ、さすが、ガイル。私の魔法をとっさに避けるとは。精進しているようだな。」


俺はその声に聞き覚えがあった。


「先生!」


童貞のおっさん!

久しぶりだなー、生きてたのか。


「まだ私のことを先生と呼んでくれるとは嬉しく思うぞ、ガイルよ。」


などと、勝手に童貞のおっさん(ちなみに王様はハゲのおっさんな)は喜んでるが、正直なところ名前を覚えてないだけだ。


「なぜ、ここに?」


とうとう魔族の女に手を出すしかなくなったのか。まあ、おっさんレベルになるとモンスターでもいけるのか。


「なーに、ただの修行の一環だよ。それではガイル、また会おうではないか。私のところにはいつでも来ていいんだぞ。」


そういいながら、おっさんは立ち去っていった。

てか、おっさん。何気に俺のこと殺そうとしてたよな。あの、童貞やろう、ふざけやがって。

それに、私のところって言っても、おっさん普段どこにいるんだよ。知らねぇよ。


まあ、よく考えるとここでは何に出会うかわかんないから、探知魔法サーチングを使いながら歩くべきなのか。

まあ、探知魔法使ってたら、ドラゴンとか見つけやすくなるしな〜。


そして俺が探知魔法使った途端にある反応があった。


なんだこの反応…。でかいな。てか、だんだんこっちに近づいてくるぞ!


そう思って、俺が空を見上げると、遠くから何かがやってくるのが見える。

そう、あれは…



「ドラゴンじゃん!」






童貞のおっさん

「ヒロインの登場はまだだよみんな。もちろんわかってると思うが、この作品のヒロインは全員ロリだよ。紳士諸君、さて合言葉は?」


ハゲのおっさん

「YESロリータNOタッチ‼︎」



↑この言葉ちゃんと覚えておいてくださいね

次回のガイルくんに注目です笑


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