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確かなものは、闇の中・・


田口が荒井に聞く。


「離婚の理由は、誰にも言えないような内容なのか?」


荒井は少し間をおいて言った。


「結局のところ、離婚は、俺たち夫婦が至った結果であって、離婚したことが全てだと俺は、思うんだ。」

続けて言う。


「決定的な理由は、あるんだよ。他にも色々と。本当は、お前や大崎とかにも聞いてもらいたい、欲求があるんだ。でも、まだ俺の中で整理も、なかなかつかないのが現状でもあるんだ。子どもは、まだ離婚を理解できる年齢ではなく、さっきのように、また、普通に会えると思っているような状態だし。まだ俺の中で、離婚をしたということに、俺自身が、まだピンと来ないよ。でも、離婚した事実だけは、明白なんだ」


荒井は、そう言って、運転していた。


田口は、黙って聞いている。

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