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〜番外〜キャラ紹介

長ったらしいですが、頭の整理のため見ていただくと今後の展開が分かりやすいです。

○幻精国



*イエ=エネ 水の精霊 イエーネ


太陽王のみや時代には精霊女王(姫)と守護者仲間と共に城に住んでいたが、事件によって状況は一変。幻精国の核となる、人間が侵す事の出来ない結界を作り、空間を切り取った。

その代償に、その後七十年間湖で眠りにつく。本来ならそのまま体は朽ち、魂は湖に縛られたままのはずだったが、岩男や女王の何らかの働きにより復活。


形態は複数あり、妖精、半魚人、獣など。この性質はめずらしく幻精国ではイエ=エネ唯一人。また、ヤマト衣という故郷の品を大切にしている。


女王に盲目的な忠誠と、それ以上に愛情を抱いているが、女王を母として慕う気持ちと、子として慈しみ守りたい気持ちの両方がある。性別は不明。本人は未分化者(無性)と言うが、言動は女性寄り。




*精霊女王


幻精族を生み出すことのできる唯一の精霊。全ての生命の母と、称される。性格についてはちぐはぐ。少女のような時もあれば、大人の女性らしい時もある。事件による精神の乱れからきているのかもしれない。


また、特定の幻精族に名を与えることで、役割を与え、その間魂が体から離れ自然に還らぬようにできる。イエ=エネを特に気に入り、心を預けきっている面も。



*ガウディ=ファイ 岩男 ガウード


岩族の若長。見た目ごつくて岩で、山賊のようだが正義感は強く、人の心の機微に鋭い。イエ=エネに特別な感情を抱いているようだが、感情や生理的欲求に薄いイエ=エネに伝わることはないだろう。性格的に最も人間じみた幻精族。


性欲異常保持者とイエ=エネに言われていたのも、人間離れした欲求の薄さのイエ=エネと、人間の中学生並のガウディ=ファイとの差によるため。(食欲から睡眠欲、自己顕示欲、全ての欲に関して)


まあ、直接的な原因は、岩族の村で長らしく?女の子をはべらしていたから。ただそれだけなのに、変態扱いされている俺かわいそうと、毎日酒を飲みながら思っているのかもしれない。楽天的な明るい性格。社交性をいかして情報収集などしている。女王への忠誠心は最も薄く、仲間意識や庇護欲による好意のみ。


四十年間くらいは岩族そろって人間の国にいて、それ以降は本人のみ行ったり来たり。幻精族に移り住んだのはここ数年。




*ジル


夜露という古語が名の由来。女王が散歩中、夜露を含み月光を浴びて銀に輝く一葉に、妖精として命を与えたものが本性。


恐ろしく整った容姿は、そのあまりの完璧さ故に生気がなく人形じみている。白く陶器の様な肌、無機質な紫の瞳もそれに拍車をかけている。しかし、中身は気のいい娘さん。生まれてから十年も経っておらず、まだ右も左も分からない、女王専属メイド。



*英知の花人 守護者

*トリ=エリトル 夢使い トリエ





○オルガ軍帝国



*直子・ミグナム


元孤児。宮廷薬剤師の一門の出らしいが没落したようだ。恐らく二十歳くらい。戸籍なら飛鳥がとっくに調べてそうだが、彼は何も言わないし、直子も触れないでいる。


飛鳥に殺したくなる程の特別な想いを抱いている。軍人として人を殺めることも彼のためならと、割り切ろうとしている。銃好きと高いプライドも彼女を戦争へと駆り立てたと思われる。中佐。


軍では上下関係なくとりあえず敬語。一見クールそうだが、実際は真逆。直情的で、意地っ張りで、言葉も行動も基本あらい。常識人ぶっているが、飛鳥と同じく器物破損が多い。主に酔った時と寝ぼけている時。


ブロンドに青目で、グラマー。


敵は飛鳥の嫁。ダンテ大佐とは仲が良く、よく飲みに行っている。



*飛鳥・ノーラン


大佐。元は貴族の坊ちゃんだったが、お飾りの王家と貴族にもかかわらず、体面を必死に守ろうとする父親や貴族社会そのものにうんざりしたために、家を捨て軍学校の寄宿舎へ。家とは絶縁状態のはずだが、新しくきた若妻はどういうわけか貴族。


丁寧かつ穏やかな言葉遣いと、育ちのよさを感じさせる身の振る舞い。常に微笑を浮かべているが、その実誰よりも冷たく他人に無関心である。軍の最高指揮官である閣下を敬愛し、絶対服従を誓っている。直子のことは気に入っていて本人の感覚的には可愛がっているつもり。


戦いに快楽や生きがいを見出すタイプ。血を見ると興奮し、理性のタガが外れ敵味方関係なく襲いだす。




*ダンテ 大佐


無精髭と、盛り上がった筋肉、オールバックと作者の趣味満載のかっちょいいワイルドなおじさま。直子と仲が良い。



*フランヌ嬢


ベビードールやビスチェ、ガーターベルトと、まるで娼婦のような出で立ちで軍を自由に闊歩する女。軍の男どもに惜しげも無くその白い肌をさらすという。正体は閣下の愛人とも、淫魔とも噂されている。派手な異国風の顔立ち。





○リンバイド王国



*アマリリス・アーシェ


アーシェ大公爵家の一人娘。別名、宰相家と言われる程アーシェは代々宰相を排出する名門一族。正確には、知能が高く、人心掌握を得意とする腹黒が多いとか。


おじいさま大好きっ子。子供の頃はずいぶんませていた。少女時代は社交界の華と称される程、多くの人に慕われていたらしいが、今では城中の嫌われ者。特にクリス信者からは彼を誑かす悪女と思われている。


素直じゃない性格。策略家だが激情にかられやすい。クリスより年上で、彼の兄と仲が良かった。趣味は狩猟と、策を練ること。 元は王宮官僚。




*クリス・ミュン・リンバイド


元は第二王子だが、兄の死後王の座についた少年。その際、第三王子と国を巻き込んでの継承争いを起こした。


幼い頃から亡き母の身分の低さにより、大臣から使用人にまで虐げられていた。そのため暗い部屋に閉じこもり、兄としか話さない生活を送っていたが、アマリリスにより一変。彼女により外に連れ出されたり、多くの学問、礼儀、人心掌握など教わった。しかし、彼の理解力はかなり低く、原動力となる競争心や悔しいといった感情もないため、身についているかは微妙。アマリリスのことが大好き。


城の使用人や騎士、民に好かれている。無邪気で優しい少年。



*サラ・ディンバー


アマリリスの友人で、王宮に仕える数少ない女性としての同志。騎士としてそこそこの地位にあるが、本人は自由な気質で単独行動が多い。趣味は人間観察と隠密。特にお気に入りはアマリリス。髪が短く、男前な性格に惚れる女性が多いとか。でも一人称はサラと名前呼び。基本無表情で非常に分かりづらい性格をしている。



*大男


王を崇拝する騎士。身分は高くないが、クリスを体を張って守る姿勢を評価され、王の護衛に。猪突猛進タイプで、直情的なバカ。アマリリスの目の敵にしている。



*エイデバルド・アーシェ


おじいさま。元宰相で国を他国の侵略から守り抜いた英雄。アマリリスの理想の男性像だが、いつもむすっと顔をしていてアマリリスと同じく不器用で勘違いされやすい。しかし、多くのファンがひそかにいて、引退後も彼を頼る人々が頻繁に訪れた。本人は自分がなぜそんなに慕われているのか分からず困惑。亡き妻を心から愛している。



*おばあさま




○過去


*太陽王


妖精女王と婚姻を結んだ人間の王。戦乱の時代を武を以って鎮め、妖精と人間が共存する平和な国を作り上げた。しかし、人族の反乱分子に首を切り落とされ、世界は再び動乱を迎える。彼の死については謎が多い。




太陽王が妖精女王と出会ったのは、女王がまだ姫と呼ばれる幼体期のこと。恋をした姫は守役のとめる声も聞かず、彼について行った。彼のために女王へと孵化し、妃となった。盲目的な恋はしかし彼女の心を破滅へと導いていった・・・・・・。

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