3rd day Ⅱ
(弱)人間不信注意。
言うほどでも無いと思いますが、一応。
こういう作品書いてみたいです。
しばらく床に転がって、ボーっとしていた。
頭を冷やして、さっきの事を考え直す。
まず、アレだ。あれだけの生徒や通行人がいた。なのに、なぜ誰一人不思議に思わないんだ。
少女が一人で校門の前にずっと立っていたら、一人くらい声をかけるか
それでなくても『何してんだ、この子』というような目で見るだろ。
まるで誰も気付かないように。
「気付いていない・・・?見えていない・・・?」
少し考え・・・そして・・・
「見えてないってどういう事だよ! あんなにしっかりと居たじゃないか!
俺には見えた、この目で確かに、はっきりと見えた。見えていたじゃないか!!」
クールになれ。
そう思えば思うほど熱くなるのがわかる。けれど止めれない。
「だいたい、あの少女は誰なんだよ! 何なんだよ!
どうして俺が行くところにいるんだよ! ふざけんなよ!」
さんざんと叫んだ後、我に返る。無気力。
学校は休む。外に出るとあの少女がいるようで。
こわい、怖い、コワイ。
やることもなく、パソコンの電源電源をつける。
しばらくして背徳感。小学生の頃とかにズル休みを経験した人にはわかる、この感覚。
とても気分のいいもんじゃない。
つい、学校のことを考えてしまう。
俺がいない間に、俺の陰口を言っているのではないか。俺がいなくて喜んでいるのではないのか。
そんなことを考えてしまう。
ネガティブになり、深みにはまっていく。
マイナス思考は大変ですね。ネガティブになってしまって・・・。
一部実話だったりするわけですが・・・。