1st day Ⅲ
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登録してくれた方、本当にありがとうございます
「きゃーーっ!!」
その声で俺は目を覚ました。どうやらリビングで寝ていたようだ。
それも倒れるように。それを買い物から帰ってきた姉が発見した、というわけ。
「だ、大丈夫!?」
心配して俺の体をユサユサと揺さ振る。
「大丈夫、ちょっと疲れてただけだから・・・」
そう言いフラフラと自室へ向かう。後ろから姉の『音』が聞えるが
それを無視して自室の扉を閉じた。 15時14分
夢を見た。どこか見覚えのある少女がいる。誰・・・?
少女は喋っていた。俺には聞えない。何・・・?
俺は努力した。口の動きで読み取ろうとする。出来ない・・・。
最後に、小さく、つぶやくような声が俺に届いた。
「私の物にしてあげる」
「ご飯できたけど・・・いる?」
やっぱりこの声で起こされる。どうやら俺の部屋の前にいるらしい。
俺のことを心配している声。
「んー。今行くよ」
夕飯の時にいろいろと聞かれたが、全部うやむやに答えた。
風呂に入って自室に戻る。パソコンの電源も入れずにベッドにもぐる。
全く眠れない。
暇になり、結局パソコンをつける。
夢のことは忘れて。
一応、設定は矛盾がないように努力してますが
おかしなところがあるかもしれません。
そういった箇所は気にしないで読んでください。もしあったらすいません