5th day
今回は、姉視点となってます。注意
警察にも連絡した。もちろん、会社を休んで1日中探した。
「あとは・・・」
ポスター。と思い浮かんだが、やめておいた。
そこまで大袈裟にしたら、逆に出て来にくいんじゃないかと思ったから。
こんなにも必死になっているのは、弟が行方不明だから。
昨日の朝見たきり、姿が見えない。夜になっても帰ってこなかった。
心配で全く眠れなかった。今までは、無断で1日いなくなるなんて無かったのに・・・。
「帰ってきても許さないんだから・・・」
そう言いながらも涙がこぼれる。頬を伝い、透明な液体が机に落ちる。
そのまま水溜りを作る。
ようやくに落ち着く。でも弟がいない現実に、また泣く。
だから泣いちゃダメ! と自分に言い聞かせる。
物体は頬を伝い、再び机へ。水溜りを大きくしていく。
のろのろと歩き出す。 何か食べないと。そう思った。涙を流しながら。
私が、絶対に弟を見つけるんだ。そう意気込む。
ふと、聞いたことの無い少女のような声が聞えた気がした。
今回も?短め。
下のほうの、何マスか開いた怪しい段落。
その一番左の文字を下から縦読みすると・・・。
表現力無くてすみません。