第四章 交差点 その3
第四章 交差点
その3
「お おはよう…」
「おはようございます」
新しい日常が出来ました。
その日から私達は、
一緒に学生生活を送りました。
私から特にキョウの事は聞きませんでしたが、
キョウからは
「それはどう言う意味だ?」
「何でそんな事を言うんだ?」
「何時もそうなのか?」
色々質問されましたね。
お友達として可能な限り答えましたが
「少しはご自身で考えたら?」
「あなたなら黙ってるんでしょうけどね」
「何もやらないよりマシですから」
と距離を置いた返事はしましたね。
聞きたがりの典型例で、
答えが直ぐ出ると思うのは、
私としても昔の失敗例でしたので言葉は選びましたよ。
それでもキョウは、
一つ一つ考えて
「すまん、やっぱりよく分からない」
なんて台詞が多かったですけどね。
普段何も考えてなかったとしたら、
納得は出来ました。
そしてもう一つ分かった事が
「キョウ、あなた成績低過ぎます」
「…」
キョウは別の意味で黙りました。
私の側に居る友達が、
ここまで労しいテストの結果を出すなんて。
正直許せませんでした。
「夏休みは勉強漬けにしましょう」
「え」
「あなたの友達も呼びましょう」
「待てなぜ」
「効率が上がるかも知れませんし」
「ま まて」
「私の家で集合です、学校に近いですから」
「俺の予定とかは「はい決まり以上解散」
「あ、後で予定表は出して下さいね」
「クッ、はい」
こうして私のナイスなアイディアが、
新たな幕を開くのでした。




