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はなまるにっき  作者: 百目


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第四章 交差点 その2

第四章 交差点

その2


ある日から同学年のキョウが、

付いて来る様になりました。


それ自体は私としては珍しくなく、

別に構わない事でしたが。


キョウからのアプローチとしては

黙り付いて来るだけ。

確かに私がキョウに怒鳴る事はありましたが、

謝るでも反発してる様にも見えませんでした。


思い浮かぶ例として、

いつも1人だから集団虐めは無いとして。

報復か好意かどっちかと思う様にしましたね。


下校時も通学路が分かれるまで、

後ろからついて来たり。


トイレの時は流石に察して、

程々の距離で止まってたのは可愛かったですけど。


とは言え周りの目もありますから、

1ヶ月程経った昼休みに私は問い詰めました。


「キョウさん、流石にしつこ過ぎます」

「何か理由があるなら、

ハッキリ言って貰わないと困ります」


ですがキョウは俯いて黙りでした。


「その様子だとご自身でも

気持ちの整理が出来てないみたいですね?」

「誰でも良いのでご相談をする事をお勧めしますよ」

「私だって知らない事は聞いてますから

恥ずかしい事ではありませんからね」


キョウは暗い表情ながら私を見ていました。


理解出来ない感情があるのは察しましたが、

どうするか迷ってた時、

キョウはポツポツと語りました。


「側に」「側に居させて欲しいんだ」



現状維持、それが彼の答えだった。


当然、私としては論外でしたね。

何にも変わってないのは、

私からしたら遅過ぎますし、

何も対策しないのは嫌でしたね。


だから。

「まずはお友達」

「私との会話に返事をする」

「挨拶もしっかりする事」

「これが出来ない様なら距離を置きましょう」

「さようなら」

私は返事を待たず日常に戻りました、

無理に聞く事でもなかったのだから当然ですね。

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