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はなまるにっき  作者: 百目


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第四章 交差点 その8

第四章 交差点

その8


冬休み前。

結論からして、

私はキョウを試そうと思いました。


人生の選択です。


放課後教室。



「キョウちょっといいですか」

「あなた卒業した後も

私と一緒に居たいと思ってる?」


「ん、ああ」

「ーー出来たらハナと一緒に居たいと思ってる」

「ハナが求めてる答えじゃないだろうけどさ」



「そう、なら結婚しない?私たち」



この一言でキョウは固まりました、

ですが私は気にせず続けました。


「ただし今のままではダメですね」

「学力もそうですが体力や就職活動も

やって貰わないと安心出来ません」

「聞いてますか?キョウ」



「ま、待ってくれ」

「話が唐突過ぎないか」

「それにハナ、本気で言ってるのか?」



「あら?当たり前じゃない」

「でもキョウが本気かどうかになりますね」

「何も出来ない人とはお付き合いしたくないわ」



「ーーーーあ、えと」

「本当に待ってくれ」


「待てないわ」

「今、ここで答えて」



その時のキョウは少しだけ迷った後、

真っ直ぐ私を見て答えました。



「分かった、何が必要なんだハナ」



「良い返信ですね」

「必要なのは4つ、

生活習慣、体力作り、勉学の慣れ、就職活動ね」


「生活習慣は1人でも生活出来る

基礎まで出来れば良いわ」

「私生活が出来ない知らないのは困ります」


「体力作りはほぼ毎日の日課にして欲しいですね」

「疲労や苦痛に慣れて欲しいとも思ってます」


「勉学の慣れはテストで

100点を取って欲しいのではなく」

「対応力として勉学して欲しいのです」


「最後に就職活動ですが」

「特に決めてなくても卒業後

直ぐに働けるつもりで先生に相談して下さい」

「今から何が必要なのかどんな対応が必要か、

また失敗した対策も考えても良いですね」


「まあこんな感じですかね」

「とにかく自分で調べて

自分で動ける様になって欲しいですね」



「本当にそれだけ出来れば、

ハナと一緒に居られるのか?」


「ええ、それだけ出来れば良いですよ」

「今から出来る事は先生や家族と相談して、

夏休みの時みたいに私の家で色々教えます」

「やりますか?」


「そこまでハッキリ言って貰えるなら」

「やらせてくれ」



こうして私たちは新しい目標を作りました、

当然この様な話を

放課後の教室で行ったら色々話題になりましたが。

茶化されると言うより見守れてましたね。


キョウとは時間合わせをして、

早速先生から資料など貰い、

冬休みに向けて行動するのでした。

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