第1話 俺は異世界で教師になった
久々に書いてみた。
俺は森を歩いてはや2日。
ようやく人が住む街に到着した。
俺は片手に蒼龍を持ちながら歩いていた。
辺りにはレンガの建物が建てられていた。
俺は辺りを見て時代的にジャンヌ・ダルクが活躍していた時代に近いと感じていた。
辺りはすごく明るく人々には笑顔であった。
「ん?」
俺は目の前に何か人溜まりができているのを見て俺は蒼龍を片手に持ちながらそこに向かった。
そこには大学生くらいの女性と小学生くらいの少女6人と柄の悪そうな男性三人が大学生くらいの女性に腕を掴んで引っ張ろうとしていた。
子供はそれを引き剥がそうとするが男達はその子供を振り払った。
昔の俺なら逃げる道しかないが俺は生まれ変わって神山狼牙になった。
なら弱い相手を助けるのが当たり前だよな。
そう思って俺は走り出した。
俺は両足に力を込めてジャンプして男の顔面に飛び蹴りを撃ち込んだ。
それを喰らった男性は建物の壁にめり込んだ。
「な、何もんだ!てめえ!」
そう残りの二人は俺を見て聞いた。
「俺か?俺は神山狼牙、魔法使いで侍だ!」
俺は片手に蒼龍を持ち二人を睨んだ。
「おもしれ!相手になってやる!」
そう言って男二人は服から小刀を取り出した。
俺は蒼龍の刀身に青色の雷を放出した。
「お前等はここで終わる!」
そう言って俺は目を閉じた。
その時俺の姿は一瞬で消えて男達の背後に立っていた。
「お前等は弱すぎる」
そう言って俺は蒼龍を鞘に戻した瞬間二人はその場に倒れた。
俺は片手に蒼龍を持ち少女達に近寄った。
「大丈夫か?」
俺はそう子供達に聞いた。
「あの、あなたは?」
女性は俺に聞いた。
「魔法使いで侍だ!」
俺はそう言って蒼龍を持ってどこかへ行こうとした。
「あの!」
誰かが俺に声を掛けた。
後ろを振り向くとそこには黒髪の少し長めのショートカットの少女が立っていた。
「きみは?」
俺はそう少女に聞いた。
「私はナノハ・オリヴィエと言います」
ナノハと呼ばれる少女は小さな体から虹色の魔力が出ていた。
「なぁ、ナノハきみはただの人間じゃないな」
そう俺は少女をじっと見た。
「私は異世界から転移しました」
ナノハはそう俺に話した。
「まさかとは思うが他の子達もか?」
俺は残りの少女達を見た。
体から魔力が出ていた。
「なるほど、他の子達も異世界人か」
そう言って俺は少女達を見て蒼龍を持ちながらどうするか考えていた。
「あの、魔法使いさん」
後ろを振り向くと大学生くらいの女性が俺に声を掛けた。
「ああ、どうした?」
俺はそう女性を見た。
「あの、申し訳ありませんがこの子たちの教師になってくれませんか?」
女性はそう俺に聞いた。
「別に構わないぜ」
そう俺は片手に蒼龍を持ちながら言った。
「あの、ロウガさん」
ナノハは俺に声を掛けた。
「ああ、どうした?」
俺はナノハを見た。
「あの、これからよろしくお願いします」
そう俺の生徒達らしき子たちは俺に頭を下げた。
「ああ、よろしくな」
俺はそう言って歩き始めた。
ーーー炎帝キャッスルーーー
「おい、召喚した勇者はまだ見つからないのか?」
そう1人の国王は魔導士達に聞いた。
「申し訳ございません。」
そう魔導士の1人は言った。
「あの、魔法使いで侍と呼ばれる勇者様の力なら世界を変えてくれるはずだ」
そう言って王は誰かを探していた。
つづく
次回はキャラが1人追加します!