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君(少年)の名は1

5/8少し修正

  



 またまた切れそうになった龍ちゃんをなだめ。


 ずずず~~と熱いお茶で喉を潤す。



「はぁ~~やっぱりお茶は良いね、あっ、出来れば大福なんかあれば最高なんだけど」」


 めっちゃ睨まれてしまった、すみません。


 

 う~~ん。


 僕ってこんな性格だったかな?


 どうにもそのあたりは思い出せない。



 ――よし、僕はこんな性格だった……はず。


 善良な、ごくごく一般的な住民(日本国民)……だった、と思う。






 龍ちゃんにこの世界のことを簡単に説明してもらった。


  

 この世界は、やはり地球ではなく異世界。


 なんと地球の中世をベースに創られたと言う。


 誰がって?


 なんと、創造神、しかも地球の創造神とは違うこちらの次元の創造神。


 なんか、世界を作る力がある神は創造神と呼ばれるみたい。


 しかもその創造神達どうしは飲み友。


 いや、飲み友って……。




 ――まぁ、いいけどさ。


 しかし、神同士にもルールがあり。


 相手の世界には直接、間接的にも干渉は出来ない(見ることは可能らしい)



 まぁ、それで地球ベースではあるが。


 サイズがかなり違う。


 どれくらいかって?


 簡単に言えば倍。


 地球をまんま拡大コピーしたと言えばいいかな。


 言えば、日本大陸らしきものもある。


 


 実は僕が落とされそうになった場所がそこ。


 サイズは倍だが、人間種の活動域は地球の半分。


 それ以外は、険しく深い森、木がまったく生えていない、すべてが闇に包まれた岩山だったり。


 雑草すら生えることも出来ない、寒暖差五十度以上の砂漠。


 吐く息すら凍りつく極寒の氷の大地などなど。


 ぶっちゃければ、人類種の活動域以外は魔物達の縄張り。


 


 まさにファンタジー世界、あのラノベの世界観。 


「まぁ、色々例外はあるがの」


「なるほど、勉強になるよ龍ちゃん」


 キッッと睨まれてしまった。


 はいはい、わかりました名前で呼ぶんですね。




「じゃ、じゃあミコトちゃんこれからよろしくね」


「――――!?!?」


 

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