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999回失敗した悪役令嬢

こ人にちは、マルマルです‼


最後まで読んでくれると嬉しいです


次回については、PV数、ブックマーク数、評価ポイントの点数を見て、書くかどうか決めたいと思います


面白いと思ってくれたら、ブックマークの登録、高評価をしてくれると嬉しいです‼


応援よろしくお願いします(≧∇≦)b

〇教会


「あなたは、ワルゴ王子との結婚を誓いますか?」

「誓います」

「あなたは、アントワネットとの結婚を誓いますか?」

「誓います」


ウエディングドレスを着た女性とイケメン王子が教会で結婚式を挙げていた。


その二人の様子を教会の外から、こっそり見ている者がいた。


「ああ~。もう少しだったのにな~

 アントワネットが邪魔をしなければ、

 上手くいってたのに~~悔しい~(×д×)!!

    ・・・

 これで999回目の失敗よ」

黒髪のぽっちゃりした女のアイが、悔しがっていた。


「仕方が無い。もう1回やり直しますか。

 イメージ タイムマシーン」

アイは目をつぶって、タイムマシーンをイメージした。


「サイズはどうする?」

空中に現れ、小さくて可愛いペンギン精霊のダルが聞いてきた。


「1番小さいサイズで」

「相変わらずケチるな~」

「当然よ。無駄な出費は抑えるの。

 これが商売の鉄則よ」

「へいへい。10万円だ」

呆れたように言った。


「高い!!」           

「通常の値段だ!! いつもみたいに値引きはしないぜ。

    ・・・・・

 それに最初に戻るんだろ?

 お金を余らしても意味ないぜ」


「はぁ~( ̄3 ̄)。そうなのよね~。

 苦労して稼いでも、

 お金を持っていけないのが難点よね~

 仕方ない10万円でいいわ」

「まいど」

ニコリと笑うダル。


「エロエロ タイムマシーン」

ダルが魔法を唱えると、地面に赤い魔法陣が現れて、青いポリバケツが地面から出てきた。


「よいしょ。よいしょ。あれ? おかしいなぁ~。

 前は入ったのに~( ̄3 ̄)」

アイは、ふたを開けて中に入ろうとしたが、お腹の贅肉が食い込んで入れなかった。


「カカカッカ。だから言ったのに。

 変な所でケチるから、そうなるんだよ。

 あれだけ甘い物を食べれば太るに決まってるぜ」

「フ~ンだ」

頬を膨らませて、顔をそむけるアイ。


「特大サイズで良いよな?」

ニヤリと笑うダル。

無言のアイは口を尖らせながら頷いた。


今度はさっきより10倍大きなポリバケツが現れた。


「失礼ね。私、こんなに太ってないわよ」

「いいから。いいから」

怒っているアイをなだめて、( ̄▽ ̄)ニヤニヤするダル。


「これもアントワネットのせいね。

 絶対に次は、私がワルゴ王子と結婚するんだから。

 そして、キ、キスを~~~( ̄▽ ̄)デヘヘヘ」

アイは( ̄▽ ̄)ニヤニヤ妄想し始めた。


「・・・・おい。お~~~~い!!」

「な、何よ~良い所だったのに~( ̄3 ̄)!!」

口を尖らして非難した。


「早く行け」

「わかったわよ。

 そんなに怖い顔しなくても良いでしょ」

アイは大きなフタを軽々と持ち上げて、中に入った。

      ・・

「じゃね~。またよろしく~ バイバイ( ̄▽ ̄)!!」

今度はすんなり入ったアイは、フタを閉めた。

すると、赤い魔法陣の中にポリバケツがゆっくり入って消えた。


「ほんと。世話がやけるぜ」

ダルはそう言って消えた。


ローブを被っていた人物がその様子を覗いていた。


「ククル。頼んだぞ」

野球の玉くらいの大きさで、銀色の球体が笑顔でピョンピョン地面で跳ねていた。


「リベンジ」

ローブを被った人物が魔法を唱えると、ククルの周りが赤くなり一瞬でいなくなった。

     ・・・・・・

「今回は、いつもと違うぞアイ」

微笑んで言った。



〇貴族魔法学校の入学式


貴族魔法学校の新入生が、クラス決めをするために並んでいた。


「はぁ~。また。ここか」

悪役令嬢に転生して1000回目の見慣れた景色だった。


私は悪役令嬢に転生した25歳独身のコンビニ店長。

ちなみに、男性と付き合った事が無い。

美人でもないし、体型も太ってる。

なにより自分に自信が無いの。


だから、私の恋はいつも告白出来ずに、片思いで終わっていた。


でも、こっちの世界に来て胸が躍ったわ。

だって、魔法が使えるし、使い魔だって仲間に出来る。

そして、ビックリする事に、本物の王子様が貴族魔法学校にいたの(^〇^)♪♪


性格も穏やかでカリスマ性もある。

しかもイケメン。

大事だからもう一度言うよ。

イケメンなの~~~(^〇^)/


どうせ告白するならイケメンでしょう!!


そして、私の夢であるキ、キスするの(≧∀≦)‼

色々な人に聞くけど、キ、キスって良いらしいわ~

ど、どんな感じなんだろう・・・・( ̄▽ ̄)デヘヘヘ


立ったまま、( ̄▽ ̄)ニヤリと笑いながら、よだれを垂らし妄想していた。


「はΣ(゜д゜)

 いけない。いけない。私、何を想像してのかしら。

 はしたないわ・・・・( ̄▽ ̄)ヘヘヘ」

また( ̄▽ ̄)ニヤニヤ、キスの妄想をし始めた。


・・・5分後

( ̄▽ ̄)ヘヘへへ


・・・10分後

( ̄▽ ̄)ウヘヘヘヘヘ


・・・1時間後

( ̄▽ ̄)ZZZZZ


アイは立ったまま器用に、( ̄▽ ̄)ニヤニヤしながら眠っていた。


新入生の生徒達は、変な目でアイを見て通り過ぎていった。


夢の中で、貴族魔法学校の事を思い出していた。

・・・・・・

999回失敗して解った事は、イケメンのワルゴ王子と仲良くなるためには外見を褒めるんじゃなくて、内面を理解したり共感する事が大事と言うのが解ったの。


ワルゴ王子は今まで、外見や身分や能力を褒められる事が多かったの。でも、本当の自分を理解してくれる人は少ないと嘆いていたわ。


だから、ワルゴ王子の内面を理解するために、趣味を一緒にやる事にしたの。


ワルゴ王子の趣味は、夜中にこっそり学校を抜け出して、近くの森で野生のモンスターや精霊を捕まえる事が趣味なんだけど、私も一緒に手伝っているうちに、どんどん仲良くなったの。


このまま恋人になって、念願のキ、キス~( ̄3 ̄)/が出きると思ったの。


でもね。 ・・

私にとって天敵アントワネットが必ず邪魔をするの。


身分が高くて美人で皆の人気者の彼女が、いつ間にかワルゴ王子と一緒にモンスターの捕獲を手伝うようになったの。


そしたら、ワルゴ王子が私にアントワネットと、どうすれば仲良くなれるか相談してきたの。


ガーーーーーーン(×д×)

その時、解ったの。

私の事を好きじゃなくて、友達くらいにしか思ってない事を・・・


    ・・・・

だから、悪役令嬢として思いっきり、アントワネットに嫌われそうな事ををアドバイスしたわ。


でも、なぜか毎回毎回良いほうに転んで、アントワネットと恋人になってしまうの。


そして、恋人となった後も色々と妨害するんだけど、全く効果が無く結婚してしまうのがいつものパターン。


どうしたらいいんだろ?


嫌な思い出を思い出して目が覚めたアイは、ため息を付いた。( ̄3 ̄)ふぅ~


「わぁあああああああああ( ̄〇 ̄)!!」

「・・・・・・・」

「あれ? 何で驚かないんだ?」


突然アイの目の前に、空中にいる小さくて可愛いペンギン精霊のダルが現れて驚かそうとしたが、全く驚いてないので首を傾げた。


「あなたは、ダルって言うでしょ?」

「えええええええええ∑(°д°) 

 何で知ってるんだ?」

目が飛び出るくらい驚くダル。


「私には予知が出きるの」

「ウソ言うな!!」

「じゃ~。何であなたの名前を知ってるの?」

( ̄▽ ̄)ニヤニヤするアイ。


「それは、たまたまかもしれん」

「じゃ~。これから言う事を当ててあげるわ」

「さすがに無理だろ」

「私に魔法をくれるんでしょ?」

「!!!!!!!!!!!!!!∑(°д°)」

目を大きく見開いてビックリするダル。


「どうお?」

ニコリと笑うアイ。


「正解だ。お前。凄いな~」

感心するダル。


(( ̄▽ ̄)フフフ。信じてる信じてる。

    ・・・・・

 伊達に999回も繰り返してないわよ。

 ( ̄▽ ̄)ホホホホ)

口元を手で隠して笑った。


「私、アイって言うの。

 魔法は私がイメージした物を作り出せるのがいいわ」

「変った魔法が欲しいんだな~。でも条件がある」

ダルがぐっと怖い顔で、アイの顔に近づいた。


「魔法を使うのにお金がいるんでしょ?」

「け。何を言うか解ってるから、つまんねぇな~」

ダルは、腕を組んでふてくされた( ̄3 ̄)。


「ごめんごめん。そんなにすねなくても良いでしょ。

 でも、私も全て未来が解かるわけじゃないから、

 色々教えてよ~ダル~~~」

甘える声で言った。


「け、仕方ねぇな。色々教えてやるぜ。

 この世界はな・・・・」

ダルが得意げに、この世界について話し出した。


(チョロイチョロイ( ̄▽ ̄)♪♪

 これで機嫌が直ったわ。 

 口は悪いけど、教えるのが好きなんだよね~

 それに、説明が終わらないと魔法をくれないから、

 聞くしかないのよね~999回聞く話だけどね)

 

ダルの話は長いので、簡単に説明しよう( ̄▽ ̄)!!


このムンムン世界では、人間とモンスターが共存しているの。

私が今いる所は、金剛(こんごう)という国。


この国は貴族と平民の身分制度があるの。

大きな違いは魔法が使えるのが貴族で、使えないのが平民。貴族が所有している領地に平民が働いている。


貴族の中にも身分が分かれる。

================================================

身分の高い順


第1公爵(こうしゃく):次の国王候補

第2公爵(こうしゃく):王の兄弟や王子などの王族

第3公爵(こうしゃく):有力貴族

第1伯爵(はくしゃく):軍師や王の側近

第2伯爵(はくしゃく):大臣

男爵(だんしゃく):その他の貴族


※有力貴族が大臣や軍師の役職に付く場合もある。

===============================================


ちなみに私のシン家の身分は男爵(だんしゃく)

つまり、貴族だけど身分は1番下なの。


「それで何か質問はないか?」

「ないないない。速く魔法を頂戴よ」

手でクレクレと催促した。


「け、どうもやり難い。解ったよ。エロエロ 魔法」

ダルが変な掛け声で魔法を唱えると、アイの体が虹色に光った。


「これで、イメージ魔法が出きるわけね。

 バリバリ稼いで、どんどん魔法を唱えよう~っと!!」

ルンルン気分のアイ( ̄▽ ̄)♪♪。


すると、アイの左にピョンピョン跳ねる銀色の球体が現れた。


(あれ? 999回同じ所からやってるけど、

 初めて見るモンスターだわ。どうしよう~。

 このモンスターを無視した方が良いのかな?

 それとも、捕まえた方が良いのかな?

 悩むな~)

腕組みをして考える。


「どうしたんだ?」

「ほら、あのモンスター見た事ある?」

「いや。見た事ないな~。

 捕まえてどうゆう能力があるか調べようぜ」

「でもね~」


(この後、ワルゴ王子と一緒にクラスになるために、

 ・・・・・

 色々と準備しないといけないから、

 時間を無駄に出来ないのよね~)

更に悩むアイ。


「ボクが知らないモンスターだから、

 売ったらきっと高いだろうな~」

ぼそっと、ダルが独り言を言った。


「なぬ(°д°)!! 高いですって?」

さっきまで、難しい顔をしていたとは思えないくらい、いきいきした顔になった。


「ああ。たぶんな。

 仮に高くなくても、珍しいモンスターだから、

 誰かにプレゼントしても喜ばれると思うぜ」


「( ̄▽ ̄)フフフ。これはチャ~~~ンス!!」

アイの目がキラリと光った。


(高ければ売って、安ければワルゴ王子にプレゼントしよう。きっと喜ぶはずよ。( ̄▽ ̄)ホホホホホ)

口元を手で隠しながら、不敵な笑みで笑った。


(最初の選択肢を変えたら、上手く行くかもしれない。

 よし。あのモンスターを捕まえよう~!!)


決心したアイは、そおっと、近づいて捕まえようとしたが、ひょいっと逃げられてしまった。

そして、笑顔でピョンピョン跳ねていた。


「う~ん。素早いわね。さすがに手で捕まえるの無理みたいね。だったらイメージ魔法を使いましょう」


「イメージ。虫取り網」

アイは目をつぶって虫取り網をイメージした。


「何だ、これは?」

アイがイメージした物が見えるダルは、目を見開いて驚いていた。


「虫を捕まえる時に使う物よ」

「凄い!! 見た事ない物だ。凄い発想だな~」

感心しまくるダル。


「まぁね~」

( ̄▽ ̄)ニヤリと笑った。


(こっちの世界では、こうゆう便利な道具が無いから、イメージが魔法が凄く役立つのよね~(^〇^)/)


「大きさはどうする?」

「捕まえられるくらいの大きさにして」

「解った。網の素材は?」

「1番安いやつで」

「いいのか? 破れてもしらないぜ」

「いいの。いいの」

「解った。1000円になるぜ」


「ち、ちょっと待ってよ。

 私が持っている全財産じゃない」

貴族だけど、アイの家は貧乏だった。


「それは知らないぜ。だったら止めるか?」

( ̄▽ ̄)ニヤリと笑うダル。


「もう~~~ケチね。だったら取引しましょう」

「取引?」

「そう。ダルが知らない知識を教えてあげる」

「おいおい。ボクはこう見えても結構物知りだぜ」

自信満々のダル


「じゃ~。このコインが2回連続、表になる確率は?」

アイは一枚のコインを取り出した。


「うん? それは・・・」

腕組みをして考えるダル。


「あれ? 物知りじゃなかったけ?」

( ̄▽ ̄)ニヤニヤするアイ。


「う~~~~~~~~~~ん。解らん。教えてくれ?」

「じゃ~。ホレホレお金頂戴」

クレクレと手で催促した。


「お金を持ってないから無理だ」

「じゃ~。こっちも教えるの無理よね~」

( ̄▽ ̄)ニヤニヤしながら言うアイ。


「頼む。教えてくれ~」

ダルが涙目でアイの右腕に、抱きついて来た。


「う~ん。どうしようかな~。

 じゃ~さっきのタダにして」

「それは・・」

渋い顔をするダル。


「じゃ~教えるの止めようかな~( ̄▽ ̄)♪♪」

「ぐぐぐぐぐ。解った。タダにしてやる」

仕方なく、渋々返事をした。


「やったー。じゃ~。網の素材も1番硬い物にしてね。

 それと、風の玉を使って吸い込めるようにして」

「何~~~~~~~~~~!! 何と強欲な!!

 一体いくら掛かるか解っているのか」

興奮した様子で言った。


「でも、知りたいから、やってくれるでしょ?」

ダルの方を向いて、

勝ち誇った様に( ̄▽ ̄)ニコリと笑った。


「ぬぬぬぬぬ。何と卑怯な~」

悔しそうな顔をした。

       ・・・・

「だって、私、悪役令嬢ですのよ。( ̄▽ ̄)ホホホホ」

口元を手で隠して、高笑いをした。


「フン。解ったよ。エロエロ 虫取り網」

地面に赤い魔法陣が現れて、虫取り網が現れた。


「良いわね。軽くて網も丈夫そうだし」

網を手で触りながら言った。


「さぁ。教えて貰おうか」

「うんとね。コインが連続2回表が出る確率は25%」

「そうなのか?」


「そうよ。全てのパターンは、

 表表 表裏 裏表 裏裏の4パターンしかない」

「フムフム」

「連続2回表のパターンは表表だらから、

 4パターンの1つ。つまり、1/4になる。

 これを%に直すと、1/4×100%=25%になるわけ」

 

「なるほど。良くこんな難しい事を知っているな~」

「まぁね。( ̄▽ ̄)ホホホホ」

得意げに笑った。


「さぁ。これで、あのモンスターを捕らえてやるわ」

虫取り網を構えるアイ。

銀色の球体は、まだピョンピョン笑顔で跳ねていた。


「とりゃ~~~~~~~~~~~」

虫取り網を大きく振り上げて、捕まえようとした。

だが、簡単に避けられてしまった。

銀色の球体は、左右に揺れながらケラケラ笑っていた。


「ほぉ~。私にその態度とは良い度胸ね。

 でも、想定内よ。これはどうかしら」

( ̄▽ ̄)ニヤリと笑って、虫取り網に付いてあるボタンを押した。


すると、網の所から掃除機の様に吸引し始めた。


「!!!!!!∑(°д°)!!」

驚く銀色の球体は、直ぐに逃げようとしたが、ジリジリ吸い込まれ始めた。


「( ̄▽ ̄)ホホホホホ。どうしたの? 

 さっきまでの余裕は?」

勝ち誇るアイ。


銀色の球体は必死な形相で、大量の汗を出しながら必死に逃げようとしたが、すっぽり網の中に入ってしまった。


「やったー。珍しいモンスターゲット(^〇^)!!

 ・・・・あれ?」

アイは捕まえて喜んでいたが、想定外の事が起こった。


「あれれれれ~~~~~」

銀色の球体が、逆方向に網を引っ張り出したのである。

アイは虫取り網を掴んだまま空中に浮いてしまった。


「ひょえええええ~~(°д°)!! だ、誰か助けて~」

絶叫するアイ。


「こうなったら、ぜ、絶対離さないわよ。絶対」

意地でも離さないと心に誓い、虫取り網を強く握った。


「ぷ~~~~~~~~~~~~~~~~~~」

力みすぎて思わず、毒ガスのオナラが皆に聞こえるくらい、大きく鳴ってしまった。


「わ、私じゃないわよ~」

恥ずかしそうにぽっと赤らめた。


「え?」

その瞬間、手を緩めてしまったので、アイは虫取り網から手が離れてしまったのだ。


「ひょええええええ~(°д°)!! 死んじゃうよ」

手を離したアイは、放物線を描くように飛んでいった。


(魔法を使いたいけど、ダルが近くにいないとイメージ魔法が使えないし、どうしよう。どうしよう)

焦るアイだったが、部屋の入り口まで来てしまった。


「こんな死に方は嫌だ~~~~~~~~(×〇×)!!」


すると、ドアの入り口が開いて、誰かが中に入って来た。


「ドーーーーーン」

アイは入って来た人と激突してしまった。


(アイタタタ。うん?

 !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(°д°)!!)


アイは目を大きく見開いた。

倒れている人の上にアイが覆いかぶさってた。

そして、なんと、なんと、イケメンの男とキスをしていたのだ。


(私、私、初めてのファーストキスをしてる~~♪♪

 しかも、イケメンと~~~~~( ̄▽ ̄)♪♪

 キスって、キスって、気持ちいいいい( ̄3 ̄)!!)

 

アイは初めてのキスが気持ち良くて、天にも昇る気持ちだった( ̄▽ ̄)デヘヘヘ


すると、倒れていたイケメンの男が目を覚ますと、アイを乱暴にどかせた。

そして、ボソッと一言。


「汚い」

嫌な顔でハンカチを取り出して、口を拭きながら言った。


「はい? どうゆう事?

 わ、わ、私のキスが汚いですって~~~~

 ふざけるな~~~~~~~~~~~( ̄△ ̄)!!」

アイは烈火の如く怒った。


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