嘘 2話
先程1話をあげたばかりですが2話も出来上がったので載せます。
一人でも多くの人に読んでもらえる事を願っています。
「な…なんだよこれ…何がどうなってるんだよ‼︎皆んな‼︎先生‼︎」。
いくら叫んでも誰の声もしない。
「誰か…返事をしてくれよ…」。
辛く泣き出しそうになっていた時に謎の少女が突然後ろから呼びかけたーーー。
「お前の人生は、嘘か本当どっちだ⁇」。
呼びかけに俺は即座に振り向いた。
そして、俺は驚嘆した。
「莉亜…⁇莉亜なのか⁇」。
「質問に答えて…嘘か本当どっち⁇」。
「そんなことよりほんとうに莉亜なんだよな⁉︎」
俺は泣きじゃくりながら喜んだ。
だけど少女の表情は強張りながら更に問う。
「嘘か本当どっち⁇」。
「ど…どうしたんだよ⁇俺がわからないのか⁇お前の兄の良汰だよ⁇」
長年会ってないので兄だと気付いてないだけだと俺はそう思った…だけどーーー。
「私はあなたの妹…だった。あなたもわかるでしょ。最後に別れた6年前のあの日、私たちは兄妹じゃ無くなった。あの人生をあなたは嘘だと思う⁇本当だと思う⁇これが最後の問よ」。
その言葉に俺の脳に映像が流れた…。
「お兄ちゃん‼︎遊んで‼︎」。
「莉亜。俺は………」。
思い出せない…。俺はこの時何を言ったんだ。決して口に出してはいけない事を言った気がする。だけどそれが何かは思い出せない…。
「そうだ、あの時俺はなにかを莉亜に告げ飛び出した。そして帰った時そこには誰もいなかったんだ…」。
「思い…出せないんだね…」。
すると、少女は少し悲しそうな顔をして口を開こうとしたその時ーーー。
「へーっ、お前がそんな顔するとはな。莉亜‼︎」。
突然どこからか声がした。
「その男は、もうダメだぜ。既に心が死んでる。自分の嘘に喰われてる」。
「飛鳥…。そうかもしれないわね…。このまま生きても辛いだけだから最後は私がこの手で…」。
そう言い彼女は告げた。
「嘘偽りのあなたに告げる。安らかに死ーー。」
言い切る前に俺は顔を上げた。
「莉亜…俺はお前に言った言葉は思い出せない。だが必ず思い出す。そして必ずお前をむかえに…」。
俺は意識を失った。
コメントお待ちしております。




