0. Prologue
入浴中に思いついた物を文にしたもの
彼はPCを覗き込む。この様子だと何かに驚いたようだ。
PCに表示されていたのは電子メールのようではっきりとは見えないが
< 『A.Life』αテスト当選のお知らせ >
と書いてあるようだ。『A.Life』とは何なのか疑問に思ったがそれは置いておくことにする。どうせ何かのMMORPGだろう。
彼はタンスから服を引っ張り出したり、それをキャリーバッグにつめたり、ノートPCを専用バッグに入れ、明らかに支度をしている。どこかに旅行に行くのだろうか……?
次の日彼は飛行機に乗りどこかへ向かった。到着した場所からバスに乗りどこかの港へ来ていた。
そこには1000人――いや1万人はいるだろうか――の人が集まっていた。
何かあるのだろうか……?
彼は港で船に乗り沖にある島に向かった。島には大きなビルが二つとドームが一つ建っていた。
案内人に案内され彼らはそのドームへ入っていった……。
このドームには何があるのか……?
彼は誰なのか……?
分からない。なぜ分からないのか。分からない。
視界はさっきの風景とは一変した。何かをかぶっているのだろうか。視界が薄い青色がかかっている。
だんだん目がとじていくのが分かる。そして視界は真っ暗になる。
次は11月2日21時に設定