表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【悲報】勇者に転生したワイ魔王の娘に好かれる  作者: shiyushiyu
遠吠え岬で仲間がいっぱい?

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

96/164

第二十一章その5

おかしなことになった。


確かに戦いに勝利したら主として認めるとは言われた。


言われたけどこれはおかしいだろ!


わらわらと小山の穴から犬人族が出てきては、尻尾を振ってワイにすり寄って来る。


その数10や20なんてもんじゃない。


「さすがはイヌッコロだねー。数だけは立派だねー。」


感心したようにチラコンチネが言う。


「やっぱ種族ごとに違うものなの?」


「そりゃー全然違うよ。例えばアタイら猫人族は女が多いけど繁殖は人族と同じくらい。チビは男女比は半々くらいだけど、そこまで繁殖はしないから、数は増えないよね。イヌッコロはガンガン繁殖するから数が増えて大変っしょ。」


腕を頭の後ろで組みながらチラコンチネが軽く言う。


「我らは種族繁栄のために数を増やしているのです。」


猫人族も可愛いけど、犬人族も女の子は可愛い。


ワチワヌイと名乗った、女の子の犬人族もとっても可愛い。


犬耳に可愛い顔立ちは反則だろ!


ワイの個人的なイメージだけど、猫人族はアネキ肌で露出度が高くて、キレイ系が多い。


犬人族は、ちょっとM気質で可愛い系が多い。


「たーろー。」


背中がゾクゾクする。


ダリアが怒っている理由は、ワイがワチワヌイの頭を撫でているからだろう。


「ダリア以外の女の子に触れるとは何なのだ!ダリアは悲しいのだ!」


「ちょっと待て!別に女の子だからとかじゃなくて、犬とか猫とか可愛いじゃん?だから触れ合いたくなるだけ!」


「マジ?じゃあアタイのことも撫でてよ。」


チラコンチネが、猫っぽく甘えてきた。


かっ、可愛い!


撫でようとしたらダリアがキレた。


「タロー!チラコンチネ!いい加減にするのだ!ダリアは浮気は許さないのだ!」


浮気ってこれは浮気じゃないだろ。


「何言ってるのよ。アタイらの里には女が男をもてなす店だってあるのよ?ダリアあんたそれも浮気だって言うの?心が狭いわねー。」


「え?そんな店があるの?」


つい反応してしまった。


「お触り自由よ?来る?」


にやりとチラコンチネが笑う。


行く!と返事をしようとしてストップがかかる。


ダリアが鬼の形相をしていた。


「い、いや。俺にはダリアがいるから。」


とってつけたような理由を言うがダリアの機嫌は直らない。


「もう知らないのだ!」


ぷりぷりしながら宿に向かって行った。


まぁ暫くすれば機嫌は直るだろう。


それよりも…


「あのー。犬人族は俺達を手伝ってくれるということでいいのかな?」


ワチワヌイに訊いてみる。


「もちろんです!私達は勇者様を新しい主と認めました。ずっと付き従っていきます。あの笛を吹いていただければ、私達がすぐにでも参上します。もちろん見返りなんていりません。」


目を輝かせてワチワヌイが言う。


「勇者は女と一緒に旅することを求めてるよ?」


いらん情報をチラコンチネが言う。


「そうなのですか?では私がお供します!」


めっちゃ目を輝かせるじゃん!


この言葉をきっかけに、俺も私もとたくさんの犬人族が旅に付いてくると言い出した。


「勇者様。さすがにこんなに大所帯は…」


懐でタイニーが苦笑いしている。


「気持ちは嬉しいけど、ワチワヌイだけ付いてきて。他の人は俺が呼んだら助けに来て欲しいな。」


そう言うと全員仕方なしに諦めてくれた。


こうしてワイとダリアの旅に、人族のカルドン達が増えて、ドライブのティムが増え、小人族と猫人族と犬人族が増えた。


出会って別れてを繰り返してワイ達は進んでいく。


次は<廃屋の街>で機械族に会う。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ