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第三十二章その1
「ゼウス様。完成しました。」
ブラッディメアリーが声をかける。
手には大きめの剣があった。
「ご苦労様です。これにモスコミュールの<呪い>の力をプラスして、呪いの剣にしてください。ブッドレアを倒せるとしたら、呪いくらいでしょう。」
「大丈夫でしょうか?<毒>や<菌>でも死ななかったんですよね?」
「分かりません。可能性を1つ1つ試すしか方法がない。としか言えません。あとは駆け引きですかね。ブッドレアは駆け引きには疎いですからね。何とかなるでしょう。」
ふふふ。とゼウスは笑った。
勇者が現れたことで、確実にゼウスに運気が傾いていた。




