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第三十一章その5
「ジンバックとカシスウーロンは残念でしたが、その代わり勇者が逆らうことはなくなったわけですね?」
ジンフィズ達の報告を受けてゼウスが言う。
マティーニもようやく大人しくなったようだ。
「間違いありません。両手足を失い、視力も失っています。我々に逆らう気力すらないでしょう。残りの異種族どもは取るに足らない雑魚ですし、問題は魔王とその娘かと。」
ジンフィズが頭を下げながら言う。
「確かに、もはや勇者サイドに抵抗する力はないでしょう。これより魔王ブッドレアを倒すことを最優先としましょう。」
ゼウスが<神の軍勢>に宣言する。
<神の軍勢> は、ブッドレアを倒す方法を模索し始めた。




