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第二十九章その2
「何やってんだよ勇者たちは!」
ダリアの隣でチラコンチネが毒づく。
「今あの女、タローにくっつかなかったか?」
ダリアはチラコンチネに向かって吠える。
「あ、アタイに言うなよ。アタイらは、人形使いの本体を叩くよ!」
「むぅ。タローのバカ。後で叩いてやるのだ。」
「あんたが叩くと勇者吹き飛ぶよ?」
やれやれとチラコンチネが首を振る。
その後ろをヘリックスが黙ってついて行っている。
「イヒヒ。ヘイト君は防御組に守らせてウチを叩きにきたの?出来るといいね!」
ニタァとマティーニが笑った。




