表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/102

#42 ちびドローン?!

すみません。

投稿予定の設定日を間違えてました。

一時間ほど遅刻してしまいましたが、ご容赦を。


 治癒魔法と携帯食でラズリの体調回復をはかり、ある程度大丈夫と思える状態になったと判断できたので、行動を起こすことにした。


「ラズリを早く休ませてあげたいから、サクッと依頼を終わらせてしまおう。

 ちょうどいい具合に、お目当ての獲物が近くにいるみたいだし。」


「りょーかい。

 ラズリちゃんのために、ルミーナお姉ちゃんも頑張っちゃうよ。」


 胸の前で左の手のひらに右手の拳をぶつけて、気合を入れるルミーナ。


「んじゃ、アタイが音魔法でオークの感覚狂わせるから、あとよろしくな。」


「まかせて、私も、一発で、決める。」


 なんかみんなもやる気になってる。


「それじゃあラズリ、もう少しだけ頑張ってね。

 ちゃちゃっと、お仕事済ませるからね。

 アオはラズリのこと、守っててね。」


 ススーっとラズリの頭上に飛んでいくと、触手を振ってヤル気を見せるアオ。


 それから小一時間ほどであっさり本日のノルマをこなすことが出来た。


「よっしゃー、おわり! サクッとハバネのゲートで帰ろっか。」


「みんな、ちょっと待ってくれるかな。

 このまま帰ると、ラズリがちょっと心配なんだよね。」


 手をつないで一緒に歩いていたラズリが、自分の名前を呼ばれて不思議そうに私を見ている。


「なんで、今からラズリ用のドローンを作ろうと思う。」


「私のドローン???」


 私の言っていることがよく分からず?マークを量産するラズリの前に、私はセイバーとテクトをホバリングさせる。


「この子たちは私を守ってくれるドローンて言う、うーんと・・・・、魔導具というか従魔みたいなものだよ。

 ルミーナにはシフティ、リーリィにはピープ、フィーリアにはケッタンっていうドローンがいるでしょ。

 だから、ラズリにもってね。」


「従魔みたいな魔道具・・・、それってゴーレムみたいなものですか?」


 魔法に関してかなりの理解力を示すラズリの言葉に、驚く私やルミーナ、リーリィは感心しつつも興味深そうにラズリを見つめる。


「うんうん、そんな感じ。 ラズリって結構賢いんだねぇ、お姉さんびっくりした。」


 そう言ってラズリの頭を撫でる。


「とりあえず、ラズリ用には私のドローンをベースにしようと思ってる。

 攻防をバランス良く対応できるはずだから、ラズリを守るのにちょど良いと思う。」


「うん、良いと思うよ。不可視の腕インビジュアル・アーム二世の誕生かな。あはは。」


「いやぁぁっ・・・、その呼び名は止めてぇ!」


 両手で耳をふさいでイヤイヤする私。


 イタい厨ニな二つ名がまさか私につくなんて思ってもいなかったよぉ。


「ん、ラズリの守りは、必要。

 ハバネ、すぐに、出来るの?」


 リーリィの話題そらしに、すかさず乗る私。


「う、うん、大丈夫だよ。

 じゃあ、今から創るね。」


 そう答えると、ドローン創造スキルのために欲しいドローンをイメージしていく。

 今回は具体的な能力をイメージしなくても、すでに存在するセイバーとテクトをカスタマイズする感じなのでかなりすんなりイメージが固まる。


 イメージを元にスキルがドローンを作り上げていく。


 目の前に現れた光の中に、オリジナルより一回り小さなセイバーとテクトが現れ、その場でホバリングする。


「よし出来た。

 これがラズリ用のドローン、ぷちセイバーとぷちテクトだよ。」


 私のセイバーとテクトをそのまま小さくしたミニタイプのドローンをラズリは不思議そうに見つめている。


「オリジナルより能力は落ちるけど、私に最初に絡んできたあのハンター程度なら楽勝できるはずだから。

 それじゃあ、ラズリ。この子たちとペアリングしよっか。

 それが済めば、この子たちは自動でラズリを守ってくれるからね。」


 ラズリに両の手のひらを出すように促すと、その手のひらに2機のドローンが着地する。


 歓喜の表情で目をみはるラズリ。


「それじゃあ、ラズリ。

 ぷちセイバーとぷちテクトに心のなかで呼びかけてみて。

 呼びかけに答えが帰ってきたらペアリングは完了、この子たちはあなたのドローンになるんだよ。」


「わたしのドローン・・・・」


 小さくつぶやくと目を閉じるラズリ、そのまましばらくすると弾けるように目を開ける。


「今、この子たちがよろしくって言ったよぉ! ちゃんと声が聞こえた!!」


「良かったね、ラズリ。

 早速だけど、こんな風に飛んでみて、みたいにドローンに話しかけてみて。」


「うん、やってみる、ハバネお姉ちゃん。

 ねえ、わたしの周りを飛んでくれる?」


 ラズリの声に答えるように、手のひらから浮かび上がった2機のドローンはゆっくりとラズリの周囲を旋回し始める。


「わーーーぁぁ!!」


 軽快に飛翔するドローンを目で追いながら、踊るようにぐるぐると回るラズリを見て、私たちの表情も緩む。


「ラズリもこれて大丈夫だと思うし、

 それじゃあ、街に帰りますかね。」


 そう言ってクロノたちを呼び出すと、目の前にクロスロードへのゲートを開いた。


 初めてゲートを見るラズリは2機のドローンを両脇に浮かべながら驚きの声を上げていた。


読んでいただきありがとうございます。


これからも応援してもらえるとありがたいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ