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自分達の体がゲームのアバターになったので転生したのだと私は思う。  作者: もふっとあにまる。
新たなるゲーム
1/5

プロローグ

前の作品がネタ切れになったので、ネタがありそうなこの作品を続けられたらなと思います。応援よろしくお願いします!



2023/3/29


ストーリーを上手く進めるため、話を全て再編集しました。


ですので以前とストーリーがほとんど異なります。申し訳ありません。以前より面白くなっていると嬉しいです。

<ズギュギュギュギュギューン!!>


「ちょ、音うるさっ!」


「あ、音量最大にしちゃった。」


「今も昔も変わらないね。ドジだな〜優斗は。」


私の名前は真琴 翼(まこと つばさ)。黒髪ロングのチビ。

身長は147センチ。まだ身長が伸びると信じている高校1年生。


茶髪の男が里宮 優斗(さとみや ゆうと)。優しくて大人しい奴。身長177センチ。同じく、高校1年生。


金髪の男が上野 沙季(かみの さき)。よく煽るけどいい奴。身長183センチ。こいつも、高校1年生。


私達は小学校からの幼馴染で、いつも一緒にゲームをしてる。


私だけチビなのでこいつらにたまに馬鹿にされる。


優斗も沙季も女子人気がある。沙季に関しては陽キャだ。


なぜいまだに私とつるんでいるのかよくわからない。


「ねえ、最近さ… ディレイターズに強い奴いない?」


優斗が言った。


ディレイターズとは、自分のアバターを育成しダンジョンを次々に攻略し、最終的には世界の破壊を企む破壊神と戦うスマ歩ゲームだ。


ストーリーも面白いと評判で、キャラクリの幅も広く、今最も人気のゲームと言っても過言ではない。


私たちはディレイターズをリリース初日からプレイしているが、全くと言っていいほど飽きない。


今最も人気のあるゲームといっても、リリースされたのは、4年前でストーリーをもう終わらせているというプレイヤーも多い。


そんなプレイヤーのために、2年前にダンジョンシステムが新しく追加された。


ダンジョンを攻略するとポイントがもらえ、今までのポイントの累計のランキングも追加された。


私たち3人は、そのランキングで常に上位3位を独占しているので王の称号がついてしまった。


「確かに。でも俺らなら石ころにも及ばないね!」


ニコニコして沙季が言った。


これが私達の日常だ…


私のアバターは、サイバーパンクな服を着ていて、髪型は白髪ロング。


優斗は、執事が着るようなタキシードを着ていて、腰には懐中時計がついている。青い髪の青年。


沙季は、顎より少し長い紫色の髪で白メッシュが入ったショート。男性なのか女性なのかわからない中性的な顔立ちをしている。和風な服を着ている。


ディレイターズではサークルを組むことができ、私達は同じサークルに入っている。


サークルのメンバーの累計ポイントを集めたランキングもあるのだが、私たちはそのランキングで1位をとっている。


「ねえ、みんな。そろそろ終わりにしない?流石に暑いよ。」


沙季が顔をむすっとしながら言った。


今私たちがゲームしてる場所は、キャンプ場のウッドデッキ。しかも今は夏だし、蒸し暑い。


優斗が口を開く。


「今日、アイス持って来なかったからね。」


優斗は頬が真っ赤になっていた。


「今日はここまでにしよう、クソ蒸し暑いのに長い間ゲームしてらんないね。」


優斗と沙季が頷く。


「じゃあ、帰宅しよぉ!」


「おー!」


「お、おー?」


3人で大声出したから、外まで聞こえたかな?







ーーー帰り道ーーー



「いやー!本当だって、本当に当たったの!アイスが当たったんだよ!」


「嘘くさいよ、翼。」


「本当にねー。」


そんな会話をしていたら、猛スピードで私達の方にトラックが突っ込んできたんだ。


速すぎて身体が動かなかった。そして最後に聞いた声は悲鳴とトラックのエンジン音だけだった気がした。


そして、目の前が真っ暗になった。


この世界にさようならしたと同時に新しいゲームが始まった。



次回へ続く…












楽しんでいただけましたか?コメントもよろしくお願いします。

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