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始まりのマテリアルチェンジ  作者: nikora
第1章異世界転移
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第8話

俺は10体の獸魔達を次々と倒して行った。


「お前・・・凄いねぇ・・・解ったわよ。あたしも腹を括って戦うわよ。」


「そう来なくっちゃ!よ~し後はオーガだけだ!」


俺はオーガに向かって行った。が、オーガが棍棒を振り回して来た。俺は突先に避けた。

俺はオーガの棍棒攻撃を、何度も軽く避け続けた。


「すばしっこい奴め!」


と、オーガが今度は棍棒で地面突いて、土を散乱させ始めた。


「うわ!」


視界を遮られ怯んだ所を、オーガが棍棒で攻撃して来た。


「グハッ!」


俺はオーガの棍棒の、痛恨の一撃を食らってしまった。俺は地面に倒れ込んだ。そしてオーガが土留めとばかりに、棍棒を突いて来た!その時


「ファイヤーウォール!」


突然ガラナに代り、炎の壁が目の前に現れ

オークは離れた。


「遣るなぁ!アンタ!」


「ガラナよ!」


「俺は空渡勇太、勇太で良いよ。」


「それじゃ勇太ぁ・・・・行くよ!!」


「おー!」


「光りの聖霊よ、ライトニングアロー!」

光りの矢がオーガを貫いた。


グアアアアアアアアアア!!


「何て事だ!ガラナが獸魔に魔法攻撃をしているぞ!」


「あり得ない光景が目の前で起きている。」


砦村の兵達がザワ付いていた。


「よし!今度は俺が!気の力を集約!うぉぉぉぉぉ!烈波弾!」


空気を切り裂く様な音を響かせながらオークに向かって行った。そしてオークに命中しオークを倒した。


「遣るね、勇太!」


「ガラナもね!」


オークを仕留めクローディアの所へ行き、砦の兵にクローディアの治療をしたいと告げた。すると門が開き、砦村の中に入れて貰った。中には中央に道があり両側に石垣で出来た、平屋の建物が奥まで続いていた。中の人達は未だガラナの姿の俺に、怯えている様だった。そんな中さっきの兵の一人で、体格の良いガッチリした白人の男が遣って来た。俺はクローディアの治療を一緒に来た、他の数人の兵に頼んだ。


「俺はこの村の護衛を統べる、スタインと言う者だ。」


「俺は他の世界から来てダークエルフのガラナに憑依してしまった、空渡勇太と言います。」


「他の世界から?」


「はい。」


「一応聞くが君の魂は女か?」


「いいえ男です。」


「沿うかぁ・・・・何の道エルフに憑依して居ない以上、可能性は無い。まあそのエルフさえ存在しないが・・・・。」


クローディアも言っていたエルフの戦士の事か。


「あの、獸魔を倒す為にダークエルフ達と、戦えないでしょうか?」


「な!行き成り何を!」


予想もしない事を俺が突然言った様で、

ガラナが驚いていた。


「それは無理だ。奴等とは深い因縁が有る。」


「沿うですか・・・では元の世界に戻れる方法を、ご存知の方は誰か居られませんか?」


「んー、長老なら何か知っているかも知れない。」


「では長老に会わせて頂けませんか?」


「ああ、じゃあ一緒に来てくれ。」


こうして俺は村の長老に会いに行った。

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