表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
始まりのマテリアルチェンジ  作者: nikora
第1章異世界転移
5/83

第5話

「待ってくれ!俺は殴ったりしないよ。それとここは何処?俺死んでるの?」


「ふざけないで!アンタに何れだけの人が殺されて来たと思ってるの‼」


「違う!姿はガラナと言うダークエルフみたいだけど、俺はここの人間じゃないし、来たばかりだしそんな事してないよ。」


その時頭の中から女の人の声がして来た。


「お前は何だあたしから出て行けぇ!」


「誰だお前は!」


俺はその声に対して言った。


「アンタ達は何なの?1つの声の感じは、あの凶悪なガラナの様だけど。」


と、さっきのキズだらけの女の子が聞いて来た。


「俺は空渡勇太地球軍特務部隊ジサーブの

隊員だ。」


「ソラワタリ?チキュウグン?」


彼女は応えた。彼女には俺の頭の中からの声が聞こえている様だ。


「貴様よくも二人を殺したな!」


さっきの頭の中の声が言った。


「安心してくれ、二人は殺していない、気絶しているだけだ。」


「あんな奴ら殺せば良かったのに!」


さっきのキズだらけの女の子が叫んだ。


「この女ぁー!殺してやる!」


頭の中の声が叫んだ。その時体が勝手に動き始めた。


「早くここから逃げろ!体が勝手に動き始めたんだ!」


俺は目の前のキズだらけの女の子に叫んだ。


「やっぱり騙したのね!」


「いいから早く逃げろ!」


俺は勝手に動く体を難とか抑えようともがいた。難とか動く体でさっきの建物の前に有るテラスの柱に、自分の頭を打つけた。次第に気が遠くなって行って・・・・


ん?ここは何処だ?森の中か?俺は仰向けで寝かされて居た。もう外は暗くなっていた。


「気が付いたみたいね。」


さっきのキズだらけの女の子か。直ぐ近くにこっちを向いて座って居た。


「ここは何処?」


「さっきの酒場からそんなに離れてない森の中よ。全く無茶な事するわね。」


「よく言われる。」


「それとアンタを引っ張ってここまで来たんだから感謝してよね!」


「ああ、ありがと。」


あのキズでよく引っ張って来れたな。


「所でアンタは何処から来たの?」


「多分、他の世界から。」


「まさか人間の女の魂?」


「違うよ俺は人間の男だ。」


何か理由があるのか?


「女の魂だとどうなるんだ?」


「昔からの言い伝えだと、この世界のエルフに異世界の女の魂が宿った時、最強の戦士が誕生すると言われているの。」


「残念だけど俺は男だし宿ったのはダークエルフだし。」


そうか、だから刻波さんが狙われたのか。だけど宿ったのがエルフじゃない。


「所でここは何て世界なんだ?」


「この世界の名はアルスナーダ、そして私はクローディア。よろしくね。」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ