第31話
ディーナとエルティナは勇太を追って早馬で、森の中の道を急いでいた。ホージョー邸迄後
一時間の所を、あのリザードマンに強襲された!しかし、リザードマンには事情が有っての事だった。
「私はディーナ・シー、貴方の里では何が起きているのですか?」
ディーナがリザードマンに聞く
「拙者はライケンと申す!拙者の里は此処から東に在るダークエルフの国の、更に東に在る三国と申す国のミナミ村で御座る。その村は獣魔に制圧され今はダークエルフ達に、統治されて御る。」
「拙者はエルティナと申す。ん!?ダークエルフが統治を?」
「いかにも!」
エルティナはダークエルフ達の現状をホージョー邸で、ヘザー等から伝えられた事をライケンに伝えた
「では、話し用では解放されるので御座るな。」
「左様で御座る。」
「しかし我等とてダークエルフ等との軋轢が有るので御座る!そう容易くは解放されるぬで御座るよ。」
とライケンが苦悩していた
「もし貴殿方が解放されたならどうされまか?」
とディーナがライケンに聞く
「獣魔への積年の恨み、晴らすで御座る!」
「その事が解放のカギに成るかも知れませね。」
とディーナは提案した
「ではその暁には、我等と共に戦いましょぞ!」
「御意!」
「では参りましょう。ただ、その前にホージョー邸に居る、空渡さんに御会いに行きます。」
ホージョー邸内
リディアンとクローディアは一階のメイド室に
ホージョーは勇太を二階の自室の隣の部屋に連れて行き、ベットに寝かせた
「ゆっくり休んでくださいね。」
とホージョーが笑顔で部屋を出た
壁の一点を見詰める勇太
そして目には涙が溢れ
泣いた
扉越しにはホージョーがいた
その表情は暗く曇っていた




