ランダムメーカー そして伝説へ
やったー! ブックマーク三件も来た!
有り難うございます!
「その言葉を待っていました!」
「よっしゃー! 面倒事から解放されたぜ。」
俺は何か言われると身構えていたのだが、どうやら杞憂だったようだ。
しかし転生か...ラノベとかではよくあるシチュエーションだが、実際に
あってみると感慨深いものがあるなと考えていると、
「じゃああなたには転生決定機を使ってもらいます!」
「ランダムメーカー? なんですかそれ?」
白黒の部屋の中にポツンとある、虹色に光るいかにもうさんくさい
それは転生を決める機械で、運を味方につけた者が最強となれるらしい。
まぁ俺には運がないからどうせ農民とかになってしまうと思う...
「さぁこちらへどうぞ? 異世界人さん?」
「あっすみません、俺の名前は志垣 獄楼と言います!」
「はいわかりました。志垣さんこちらへどうぞ!」
俺はその言葉を聞き、ランダムメーカーの前に立った。
重くのし掛かるプレッシャーの前に足がすくむが、それを乗りきって、
そのレバーにてを伸ばし、思いっきり下に引き下ろした!
ーー ガラガラガラガラ........ガチャン!!
金属の擦れる音と共に、その鉄板は出てきたのだが...これはなんだ?
鉄板のように見えるが、重さもプラスチックより軽いし、硬い...
「あっ出ましたか? それではそのプレートに向かってステータス!
と念じてみてください。 そうすると文字が出てきますので!」
(偉く饒舌だな...まぁいいか!)
「じゃあ...ステータス。」
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個人情報
名前 名無し
性別 男
種族 水トカゲ
年齢 0歳
職業 魔物使い
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ステータス
LV 1(MAX5) (次のLVまであと1)
HP 100
MP 3
筋力 1
魔力 1
素早さ 1
器用さ 1
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スキル
超進化出来るかも?
全属性魔法 (焔 氷 雷 地 風 闇 白)
韋駄天
経験値20倍化
SP20倍化
SP:200
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称号
最弱の魔物
18神獣の家族
神魔の紋章
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...ステータス低っ!? 雑魚なんかな?
「では拝見させてもらいます! ...!? 18神獣の家族!?
そしてルルスノア・アート...始めてみる称号ですよ!」
(あっ、やっぱり初めてだったんだなぁ…。それにしてもルルスノア・
アートとか、絶対この左手の事だよなしかも18神獣の家族って...
まさかな、俺の家にいる動物たちと同じ数なんだよ。
...まぁそれは考えすぎだろうな。)
「おーいリィン戻ってこーい...
まあいいか! おいそこの...獄楼とか言うやつ、今から転生させるから
ちょっと目をつぶっておけ。」
俺はその言葉を聞き目を閉じた。すると激しい光が差し込んで来て、
浮遊感と共に俺は意識を抜かれていったのであった...
~ ノエル・アルヴァリオン 修羅の森 ~
「ピーピー」
俺のこの世界での第一声は放送禁止用語だったらしい...まぁそんな冗談は
置いておいて今の状況を確認しよう! まず一つ俺は傷だらけの母さんと、
この場にいるらしい。 二つめ本当に俺はトカゲだった...水色の。
そして現在、お母さんが何か話している...
「あぁ、我が子よ...生まれ....てきて...くれて有り難う...さよう...な...ら...」
おかぁぁぁさぁぁぁん!!!
ーー 経験値を取得しました! 合計5000000
ーー レベル上限に達しました! 進化します。
ーー レベル上限に達しました! 進化します。
ーー レベル上限に達しました......
なんだこのカオスな状況は...
その事を考えていると突然睡魔が襲ってきて、俺のこの世界での、
第一日目が終わったのだった...
ーー これから始まる異世界冒険に胸を馳せながら...
森の冒険を始めようとしていた主人公だったが、回りから感じる18の視線...それは何を意味するのか?
次回もお楽しみに!