シンゾウイショク
いついつまでも生きていられるとか、
そんなこと僕は思っちゃいないよ。
でも神様はまだ僕の心臓を握るから、
握るのをやめるまで僕は死ねないよ。
でも時々さ死んだあとのことを、
考えて僕は怖くなったり、
だから死んだらさ、僕 君を生かしてあげたいんだ。
死にたいんじゃないけど、生きたくもないの。
僕が何処か遠く散らばっちゃって、
君の中で生き永らえるのなら、
僕は至って本望さ。
僕と仲の良い、君の中が良い。
君となら何処へでも行けるのさ、
僕を君の中へ、そして外へ、連れ出して。