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作者名を各務原逍遥 とした理由

作者: 各務原逍遥

 ネット上に書いている《小説家になろう》サイトの作者名を、

各務原逍遥かかみはらしょうようとしたのは、地元、各務原市かかみがはらしに住んでいることもあ

り、必然的な流れで名字を『各務原かかみはら』とした。 

 読み方に付いては以前に、エッセイ『各務原を何と読みます

か』で、詳しく書いているので参照にして頂きたい。

 名前を『逍遥』としたのは、ここから車で二十分ほど東に行

った所に、美濃加茂市がある。

 その美濃国加茂郡太田村に生まれ、明治に活躍した小説家・

坪内逍遥つぼうちしょうようの名前を頂いて『逍遥』とした。

 

《小説神髄》のあまりにも有名な一節、

『小説の主脳は人情なり、世態風俗これに次ぐ』

 人情の中で、男と女の関係こそがもっとも重要であると、宣

言している言葉が気に入っていることもあり、名前に使うこと

に。と同時に、各務原を気随気ままに散策をするという意味合

いも持っている。

 美濃加茂には《逍遥の径》という散策路があり、そこをウォ

ーキングしている人を多くみかける。

 過去に一度だけ、この径を歩いたことがあるが、なかなか風

情があって落ち着く所であった。

 

 六年ほど前になると思うが、《美濃加茂文化の森》で、〈坪

内逍遥 生誕150年〉という企画展示があり、車を走らせて

見に行ったことがある。


『小説は、見えがたきを見えしめ、曖昧なるものを明瞭にし、

限りなき人間の情欲を限りある小冊子のうちに網羅もうらこれをもて

あそべる読者をして自然に反省せしむるものなり』


 この様な深い言葉が、会場内に書かれてあった。

 坪内逍遥関連の、ゆかりの品々や写真なども多く展示され、

時間の許す限り、じっくりと見て来た日を想い出す。


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