謎の組織と死んだ僕
目が覚めるとベッドの上にいた。
周りには様々な機械、そして胸の槍。。。
横の机には、件のペンがおいてあった。
「あ……目が覚めた?」
声がする方へ顔を向けると、そこには扉を開けた看護婦さんが顔を覗かせていた。
「じゃあ、包帯変えるね。」
僕は他人に触られるのがとてつもなく嫌だったが、身体が動かせないので仕方ない。
歳は20代ぐらい、眼鏡をかけた人で髪は茶髪、
巨乳だった。
もう一度言おう、巨乳だった。
名前は宝塚 菜々子と言うらしい。
体を動かすこともできずに3日間がたった。
身体が起こせるようになった4日目の昼、1人の男性が訪ねてきた。
車椅子に乗せられてやってきたのは、一つの扉の前だった。
「社長がお待ちです。どうぞ中へ。」
そう言うと彼は扉を開けて頭を下げた。
中にはいると、目の前に大きな机と椅子が二脚。
一つには女性が座っていた。
僕は椅子に座ることなく、車椅子のまま、女性と向き合った。
「こんにちは」
「先ずは説明から始めましょうか。」
女性はにっこり笑ってそう言った。
「私の名前は柳瀬川 凛
国連直属の秘密会社、BLANCHの社長よ。」
「あなたを襲った相手はまだ判明できていないんだけど……あなたが使った力については説明できるわ。」
柳瀬川さんはいくつかの資料を交えながら説明してくれた。
「その力は《武具変換》と呼ばれる、一種の能力よ。」
「内容は特定の道具、または物質に触れると、様々な能力が発動するの、数は千差万別で、特定は難しいんだけれど……ここまで何か質問は?」
「あの~…この槍は抜けるんでしょうか?」
「その槍も武具変換のもので、能力は《回復開発》よ、抜けるのは刺した本人だけだから……。」
「抜けないんですかっ!!」
「抜けない訳じゃないんだけど、ただ彼女はちょっと気難しいの……頑張ってネ!」
そう言うと、どこかに行ってしまった。。。
「ちょっとっ!!どこ行くんですかっ!!」
「彼女の名前は墨森 叶 可愛いくって、根は優しい娘よっ。」




