表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/3

第3話 イリス・オリヴィア



アレン達は中に入り、席についた。

「結構広いな。しかも混んでる。」

[人気店だからね。なに食べる?私が選ぼうか?]

「任せる。」

イリスはアレンと自分の分を頼んだ。

[水でも飲んで待とうか。]

「イリスはなんで、ヴェルディアにいるんだ?」

[国からの指令で帝国軍の動きを見にきていたんだ。]

「帝国軍?」

[エルドリアを支配している軍がいるんだよ。こっちの南部は支配が強くはないけど、北部は支配が強いんだよ。特に王都はね。徐々に南部にも進行してきてるから、それを見てこいって国から命じられたんだよ。いつかはルミナ大陸を支配しようとしてるらしいよ。あ、ルミナ大陸はエルドリアが属してる大陸の事ね。]

「王都、か。」

[アレンはなんでこの世界に来たの?]

「俺でも分からない。元の世界で変な穴に友達と吸い込まれたんだ。」

[その友達は今どこにいるの?]

「分からない。あいつらなら何か知っていると思う。だから、俺はあいつらを探しに行く。目標は王都にする。王都ってここからどのぐらいの距離があるんだ?」

[…大体馬車で、1ヶ月位かな。北の端だからね。]

《ご注文のお品でーす。》料理が来た。

「おー美味しそう!」

[食べてみて!]イリスはもう食べている。

「いただきます。ん、美味しい!」 

[でしょ!で、王都には…一人で行くの?]

「ああ。」

[…いつ行くの?]

「…感謝祭を見てからかな。そういや、さっきどこから服を出したんだ?」

[このビンから出したのよ。この瓶の中には服が圧縮されて入っているのよ。出したいときは、魔法を使って出すのよ。] 

イリスは小さいポーションのような瓶を俺に見せた。





[ここが広場ね。私が夜いたところ。]

アレン達は朝ご飯を食べ終え、街の案内をイリスにしてもらっている。

[この奥にあるのが、街の役所。ここの図書館は国で3番目に大きい図書館よ。]

「一番は?」

[王都よ。で、左の通りは食べ物が売ってたり、飲食店などがあるわ。右の通りは雑貨屋とか本屋とか武器屋、宿があるわ。]

「分かれてるのか。」

[少し買い物でもしようか。私が買ってあげるよ。]


アレン達は雑貨屋に来た。

[一階は日用品で、2階は魔法関連の物よ。]

「歯を磨くものはあるか?」

[そういうのは魔法でやるからないわ。]

「コップ、カバン。色々買ってもらうか。何か他に買うものはあるか?」

[タオルとかは私のをあげるよ。私がアレンの使いそうな物を選んでおくよ。]

「分かった。俺は、2階をみる。」




「これはランプか?すいません、これってランプですか?」

《ああ、そうだよ。中に、光石をいれて魔法をかけるんだ。消したいときはまた魔法をかけるんだ。周囲に合った光の色になるぞ。》 

「ほう、買ってもらおう。」

《お兄さん、そのランプを買うなら、光石も買っておきな!》

 

「この箱は、食べ物をいれる箱か。説明が書いてあるぞ。この言葉、ドイツ語に似てるけど所々よめないな。そうだ、精霊をつかって読んでもらおう。」  

アレンは精霊を呼び出した。

「精霊さん、この文を読んでくれないか?」

(分かったわ! この箱の中は時間が止まっていて、食べ物をいれると腐ったりしない。食べ物以外も入れられる。って書いてあるわ!)

「ほう。これも買ってもらおう。まあとりあえずこのぐらいでいいか。」











イリスの身長は168cm位ですあとめっちゃかわいいです  

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ