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初のダンジョン、報酬は…

「ついたぞ」

「これがダンジョンか…」

「不気味ね~」

「新緑の…奥地…初心者ダンジョン。」

俺らは、都市アスタリスクを出てすぐの新緑の奥地という初心者用のダンジョンに来た。俺らがどのくらい通用するのか、そしてダンジョンの報酬を取りに来た。ダンジョンは人生で初めてクリアしたら1つ、ダンジョンを完全制覇で1つ、そのダンジョンをはじめて制覇したらさらに1つ報酬が貰えるらしい。他にも特殊な条件で出ることもあるらしいが、それは考えなくてよさそうだ。

「怪我してもラフィーニャが治癒してくれるから死ななければどうにかなる。俺も後ろから手伝うし行ってこい。」

「母さん行こう」

「ラフィー、回復はよろしくね~」

「うぃ…」

てなわけで、俺が先頭、そのすぐ後ろに母さん、さらに後ろにジョセフとラフィーニャの順で進んでく。

「キューキュキュ」

「あいつはゴブリンだな。まあ、雑魚だ。」

「一回素手でやってみてもいいか?」

「ああ、好きにしろ勝てるとは思うが時間が取られ…」

ドンッ

ゴブリンに俺の拳が突き刺さり、その場にはゴブリンの死体とお金が転がる。モンスターを倒すと、お金が出てくる。モンスターの身体が変換されるのではなく降ってくるみたいだな。

「えぇ…………ゴブリンワンパン?まじで?怖…」

ジョセフはドン引きしているが

「あおい~さすがだね。私の自慢の息子!」

「…すげー………」

彼方は褒めて、ラフィーニャは感嘆の声をあげる。

「この程度なのか…まあ、武器が失くなったときを考慮して、このダンジョンはこのまま行こう。」

「素手で攻略なんて聞いたことねぇ…」

「新しいことほど面白いから~平気よ葵は強いから。」

そして、道中のモンスターを片っ端から文字通り薙ぎ倒していく。ワンパンとか面白くないぜまったく……そして、ボスの間の前についた。

「おまえ…ボスも素手で行くのか?」

「まあ、訓練だと思って…いくか。」

「怪我…してない…私…不要…?」

「いや、怪我しても平気って安心感をくれてるのはラフィーニャだ。絶対に必要だよ。」

「…あすか…ありがと」

そして、ボスの間に入った。ボスは、ルークゴブリンと呼ばれる、ゴブリンの上位種だったが…

ゴギッ

ルークゴブリンの脳天が俺によってかち割られて、終了。ボスとの対面時間僅か6秒。やった張本人が言うのもなんだが、かわいそうになる。

その時、脳内に音声が響いた。

「チームラジカル、新緑の奥地クリア。ヤマザワアスカ、ヤマザワカナタ、ダンジョン初クリア。特殊条件、ボスを素手で討伐、クリア。報酬を出現させます。」

「…特殊条件、あったな。」

「誰も知らんてそんなの。」

ボンッと音を立てて宝箱が出現する。

「飛鳥が開けていいぞ。」

「ありがと。」

素っ気なく言葉を返したが、内心はワクワクだ。

宝箱を開けるとそこには、派手なブレスレットが1つ、それよりも少し質素なブレスレットが3つ、ネックレスが4つ、薬草8つ、そして、謎の紙が1つ入っていた。

「なんだこの紙?えっと…コノ魔法ハ、使用者ノ理想ノ(アナザー)空間(ディメンション)ヲ作リ、ソコニ任意のモノ、ブレスレットヲ持ツヒトヲ入レレル。……ってこれ」

「…………異空間の魔法…すご~い」

「…まじかよ…そりゃ見つからんて」

「…すご…い…かして」

「いいぞほれ」

魔法書をラフィーニャに渡す。

「…これ、読めば…使えるようになる…魔法だ。…彼方が…使い…な。」

「え?私?ラフィーじゃなくて?」

「多分…彼方の…方が…いい。」

「じゃあ、覚えるね。」

「………どうすれば覚えれるの?」

「…そこ…の…印に…手を…翳す」

「こう?」

「………すっご~い。頭に流れ込んできた。この派手なやつを私が着けて、他のは三人が着けて。」

「…こうか?母さんあってる?」

「俺には似合わないな。」

「…飛鳥…貸して…………はい。」

「おぉ…サンキュー。」

彼方に促され、ブレスレットを着ける。

「じゃあ、このビー玉を触ってて?」

「ん」

「ほい」

「…ん」

「じゃあいくよ。目を瞑って、異空間に行きたいって思って。」

……異空間に行きたい。

目を開けるとそこには、驚きの光景が広がっていた。

ジョセフ「どうしてそんなに強いんだ?」

飛鳥「母さん守るためかな。俺、大会とか勝ちまくってたのも母さん守るためだし。」

彼方「あおい~すき~」

ジョセフ(こいつに逆らったら殺られるな…)

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件名 そろそろ製作時間を昼にしたい。

投稿時間は昼ですが、製作時間はいつもと変わりません。どうも、製作担当兼あとがきのお相手猫人です。昼は暇じゃないんで仕方ないんですけどね。構想練っといてすぐ書けるようにしたいですね。

いやぁ、飛鳥強いですよね。ルークゴブリンの強度がどのくらいかわからないですけど、それの頭をかち割るなんて私には絶対無理です。

誤字脱字があると思いますので、指摘よろしくお願いします。あとできれば感想も書いていただけたらモチベーションアップに繋がると思うのでそちらもお願いします。それではまた次回のあとがきで!

                      猫人

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