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第一話「100回目の転生の結果」



はあ。またか。

俺はまた転生してしてしまったようだ。

もう100回目だ。

……こんな地獄は続いてほしくない。



1回目の転生

地球という星から「アキオス」という星に転生。最初は喜んだがその星に慣れていくうちに寿命で死亡。


2回目の転生

また転生したかと思いきや、また同じ星、「アキオス」に転生。もう生活は慣れていて、冒険者になろうと思ってなってみたけどDランクで死亡。


   ・

   ・

   ・


そして転生していくうちに転機が訪れた。


67回目の転生

王家として生まれた。次期国王として頑張って、ついに国王となり184代目国王として“サルド・ランス”の名前が歴史に刻まれた。そして無事子供を授かり、70歳で息子と変わり84歳で死亡。


この人生が一番楽しかった気もする。


何でそこまで覚えてるかだって?それは『完全記憶』というスキルを1回目に転生したときに習得したからだ。そのおかげで約9000年間の出来事も覚えてるわけ。


そして、今だ。ついに記念すべき100回目の転生をしたというわけだ。だいたい9000年くらいこの星でくらしてきた。

……まさに地獄だな


まあ、俺の転生の話は置いといて、しっかり100回目の人生もゆっくり暮らしていこう。


13年後


やばい。ゆっくりのレベルじゃない。なんなんだこの家族は。と、とりあえず整理だ。(今更だけど)


父親:大賢者    レベル:MAX  ランク:プラチナ

母親:大魔法使い  レベル:MAX  ランク:プラチナ

姉:魔獣使い    レベル:80   ランク:ゴールド


ちなみにレベルは最高100だ。ランクは【ブロンズ】→【シルバー】→【ゴールド】→【プラチナ】

となる。一見簡単そうに見えるが、実はとても難しい。自分のステータスの全体の強さがこのランク帯になる。ブロンズは全体で100以上、シルバーは1000以上、ゴールドは5000以上、プラチナは10000以上だ。そして生まれた時はランクは「無し」となる。なにかの職業に就くとブロンズになる。

それだけで強さが上がるからだ。転職するとまた1からになるが転職はなかなかできるものじゃない。


そして親たちは“魔王”を倒している。姉はドラゴンをテイムしている。

つまり、「最強の家族」なのだ。

だからそれから生まれた俺のステータスは異常だ。


ステータスボード

名前:ラクト・レンクス

性別:男

職業:無し

年齢:13歳

種族:人族

ランク:無し

レベル:31

HP:63,784/63,784

MP:82,948/82,948

属性:無・火・水・風・土・氷・雷・木・毒・光・闇・呪・空間

魔法:火球・水靭・アイテムボックス・瞬間移動【短】・照光弾……計74個


まあ、こういうことだ。一応説明も付け加えると属性は13属性あり、魔法は属性ごとに無数の攻撃魔法・回復魔法・移動魔法、あと珍しいが解呪魔法もある。


なのだが……

なんだ、全属性って…

HPとMP高すぎるだろ…



「おい、ラクト!訓練に行くよ!」


「わかった!今行く!」


母さんが呼んでるみたいだ。

また鬼畜な訓練か。早く家を出たいな……




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