06 人気作者の作り方
さてさて、今日は少し趣向を変えて、作品の作り方ではなく「作者の作り方」を見ていきましょう。
これに関しては、”古城ろっく”という一人の作家さんに強い影響を受けています。指針になったとも言えるでしょう。
では、そのあたり順を追って見ていきましょうか。
「future in an oblong box」をある程度書いたときに思いました。
どうすればアクセスが増えるのだろう?
どの時点で思ったかは覚えていません。たぶん10万字も書いていないころじゃないかと思います。ブクマは10件もいってなくて、ポイントも20pt未満のはずです。たぶん。
なろうの作品群を読んでいて思うのが、本当に玉石混合だなということです。
私の読んだ感想と実際のポイントには、かなりのズレがあることもわかりました。さすがに書籍化作品となると「やはり違うな」と思わせてくれる作品が多いのですが、読んでいて頭が痛くなる作品が人気だったりもします。
ということで、まずは平均点探しですね。私と同じ字数の作品を探し、ポイントを手あたり次第に見てみました。
「やだ、私のポイント、低過ぎ……?」(ネタが古いですね)
わりと簡単に100pt超えている作品が見つかります。ポイントだけでなく、感想やレビューもたくさんもらってますね。
この違いはどこから出てくるのでしょう?
すぐ気付いたのは、お気に入り作者登録と活動報告です。みなさん、活動報告などで交流を深めたり、更新したら毎回報告を上げたりしていたのです。
ここまで、私は活動報告などを一切使っていませんでした。
それどころか、ブックマークもお気に入り作者も、一人も無しです。数か月の間、もくもくと作品だけを書いていました。
別に修行僧を目指していたわけではありません。理由は単純で、ネットの世界に一度書き込んでしまったら、消せないからです。有名になったあとで炎上して失敗したら困るので、下手なこと言わないように、慎重になっていただけです。
しかしここにきて、さすがにこれは無理があったと思い始めました。
なろう作者の皆さんは殺伐としていて、交流なんかほとんどないもの。書いて読んで書いて、感想書き合って。そんなイメージが崩れていきます。
まあそのへんは私の勝手なイメージなので、すぐにまとめてゴミの日に出しました。
作品を読んでもらうには、作者もある程度の知名度・人気が必要なのだと感じました。
なろう内で使っている”鳴海 酒”というアバターを、人気キャラクターにしないといけない。
ということで、活動報告で非常に無難なつぶやきを行うわけです。気になる作者さんも、適当にお気に入り登録させてもらいました。読んだときに感想を書き残したりも。
……なんか違う。
いやね、普段の私はもっと気にせず失言するタイプなのですよ。本来はネットというか、SNS的なものに致命的に向いていない。たぶん。
毒があるほうが人気が出るのはわかります。しかし、毒の出し加減は大切。そのへんをどう判断したものかわからず、3歩も4歩も引いた感じで、毒にも薬にもならんつぶやきしか出てきません。
そんなときに出会ったのが、古城ろっくさんです。
彼はすごい。歯に衣着せぬというか、自分に嘘をつかないように喋っている感じでした。そしてケンカ好きなようです。
ぴこんと、私の頭の中の豆電球が灯りました。ああ、この人をモデルにしよう。
この人は普段の私と方向性が似ている。そして、私よりももっと踏み込むタイプだ。なら、この人を見ておけば、どこまでセーフでどこからアウトか何となくわかるなと思ったのです。
こうして、皆さんの目にしている”鳴海 酒”というアバターの根っこが作られたわけです。
ああ、勘違い無いように言っておきますね。別に装ったり仮面をかぶったりしているわけではありません。
ほら、友達に見せる顔と家族に見せる顔は違うでしょ? その程度です。
なるみガイドラインのひとつに、「事実と異なることを書き込まない」ということがあります。
理由としては単に、自分が何を言ったかわかんなくなると困るからですね。私は忘れっぽいので、キャラを作るなんて器用なことはできません。
ということで、私がAと言ったならそれは本当にAだと思ってるし、あなたが付き合ってきた”鳴海 酒”が、リアルの私と乖離しているなんてこともないので、安心してください。
ということで、これからもよろしくお願いしますね。
ということで、私の中で古城ろっくさんというのは、特別な人ですね。
あの時期にろっくさんに出会えて、本当に良かったと思います。
現在はカクヨムなどで「チャリンコマンズ・チャンピオンシップ」という自転車レースの小説を執筆中です。
読んだことのないそこのあなた、これも何かの縁です。読んでみてください。




