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04 作品を作る、その前に


 どうせ書くなら人気作品を書きたい、人気作家になりたい。そう考えるのは当たり前ですね。

 じゃ人気って何でしょう?


 今回はこのエッセイには珍しく、読者のほうを向いてのお話です。


 よく耳にします。

「なろう受けはしない」「面白いのに低評価」「面白くないのに過大評価」「ポイントが欲しい」

 はい、みなさんお悩みのブクマだのポイントだのの問題ですね。闇が深いというか、皆さんの怨念がたまりすぎて煮凝りみたいになってます。ばっちい。


 えーと、まず多くの方が勘違いしていると思われる部分です。

 「ポイント=人気ではない」


 あー、まあそうだよね。そう思ったあんたは、たぶん私の言いたいことをわかってないんだよ。

 そんなふんわりした考えは今すぐ捨てときな。たぶん生ごみ扱いだ、腐るもとだからね。


 面白い作品がポイントが多いわけではない。これはみんな感じていると思う。

 『面白さ=ポイント』は間違いだけど、 『面白さ≠ポイント』も間違いだ。 『面白さ≒ポイント』くらいが妥当なところかなーとか、そんなこと思っていないか?

 ……これ、環境依存文字とかで引っかかってないかな? ないよね?


 まあいいか。正確にいくよ。

 「ポイントは測定値だ」



 面白さって、主観だから数字にできないよね。じゃあこういう基準で手持ちのポイントで評価できる形にして、それが多い作品を人気作品「だということに決めよう」ってやつだ。

 ちょっと前、私はとある人のエッセイに感想を書いた。「この人は面白いのにポイント少ない」というお話についてだ。その時こんな感じの話をしたんだ。


 例えば東京の朝の気温は5度ですよーとかニュースで言ってても、あくまで測定場所での話です。あなたの部屋の温度とは、どうしたって誤差はあるよね。

 「この作品は面白いのに、低ポイントなのはおかしい!」っていうのは、「天気予報では5度って言ったのに、うちはもっと寒いじゃん!」とか怒ってるのと同じなのさ。

 誤差が出ない測定なんて、ありえないよ。統計だってそうだ。

「誤差を少なくしたいよね」なら共感できるけど、「誤差が出るのはおかしい」という意見には賛成できません。


 まあ気持ちは痛いくらいわかるけどさ。とりあえず人の感覚なんてあてにならないものはおいといて、次いこう。


 じゃーどうすればいいのさ、という話になるんですけど。

 簡単に言うと、 「面白い作品を作ろう」じゃなく、「小説家になろうで採用している測定方法で高得点を出せる作品を作ろう」を目指します。


 え、それって面白いのかって?

 知りませんよそんなこと。


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