01 はじめに
初めまして、鳴海酒です。ここでは私なりの小説の書き方をつらつら書いていきます。
「徒然草みたいなもの」というチラシの裏エッセイも書いているのですが、その番外編みたいなものと考えていただければ。
ただ、最初に断っておくと、こちらは基本的に見ても面白くないと思います。
私は人気作家ではありません。あえて人気のない人のやり方を真似てみようという人はいないでしょう。
読者も少ないはずなので、そもそもラノベの書き方を調べるときに、このエッセイに運良く(悪く?)当たる人がいるとも思えません。
まあ、今のうちに唾を付けておけば、数年後に私が人気作家になった暁にはドヤれるかもしれませんね。
とまあネガティブな書き出しなのですが。それでもなぜ書くのかという理由だけ、先に書いておきます。
この作品は、自分の書き方を他人に紹介する体で書いていきますが、その実は「自分用のメモ」です。
私は、小説を書くことが好きで書き始めたわけではありません。
嫌いなわけではありません。関心がないのでよくわからん、というところです。女子高生にボトムズ好きかどうか聞くようなもんですね。なにそれ見たことない、と。
あー、でもでも、最近は書く楽しさに気付いたので、趣味になりつつあります。めでたい。
まあそういうことで、私はいつ執筆を中断したり再開するかわかりません。昔からの積み重ねがないので、「こんなもんだ」みたいな小説界の常識もわかりません。
だから、再開したときにそこまでのデータを保存しておくところが欲しい。もしくは、書くときに迷ったら、いつもどういう基準で判断していたかを調べるため。
そんな自分用の灯台です。角島灯台なのです。