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碧空の下で 027

 その日、アンドリューが提案した。その内容というのは、フィンチ中央高校の動画編集のことであった。生徒会の方で買い取られることになったことがあっても、彼は特例で認めてもらっている。

 「原始人と同じ暮らしをしよう。」

と言っていた。男女6人ずつで1か月水、食料、衣服なしで過ごす、というものだ。ただ、1人につき1つだけ人工物を持ち込める。そして、1日が終わるとき、抽選の結果に応じて一名ずつ変わり、この企画限定の通貨、フィンチを使うといろいろ手に入るようにしてある。

 彼の発起したものに対して、異論を唱える人はほぼ存在せず、実行されることになった。そして開催地はジャスティンの故郷、大阪の山奥か、カナダの森林地帯かまで絞り込んだ。

 その話が終わって、彼はジャスティンとジェシカの誕生日を祝っていた。が、ジャスティンは得体の知れない不吉な塊により始終彼の心を抑えつけられていた。下人の行方など誰も知らぬが、警邏のことだから、彼のことなど知っているのだろう。

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