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魔術師のいる世界  作者: 師走
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12月19日③

「ただいま~。」

京がそう言うと、エプロン姿の兄、幸がこちらに走ってきた。

「京くんお帰り~♪今日はもう暗いから、アタシ心配だったのよぉ?」

「ごめんごめん。」

「でもこうしてちゃんと帰ってきたから、許したげる!!さ、早く入って!」

「はぁい。」

京は二階にある自分の部屋に行った。

一階から幸が、「晩ご飯できたら呼ぶからまっててねぇ~」と言っていた。

京は、上着を脱ぐと、すぐさまベッドに寝転がった。そして、目を瞑り、思い出す。

二年前の、自分を。

「兄ちゃん、それ、本当?」

中学一年生の京は、兄の発言が信じられなかった。

「ええ。本当よ。京くんは、魔術師なの。ごめんなさい、いままで隠してて…」

「何で!?何で隠してたのさ!!理由があるんだろ!?」

「もちろん理由はあるわ。それは、京くんの魔力が、大きすぎるからなのよ。今までの京くんだと、コントロールしきれないと思ったの。」

「そんな…」

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