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★Under the stars☆✴︎Habaru Ryo✴︎

“契約…セイリツ…”


ーーーーーーーーーーーーーーー

「俺じゃダメか?」

と、耳打ちしてくる羽葉屢先輩。

「えっ、えと…いっいいんですけど…でも…」

「でも?」

「皆は…いいのかなって…」

はぁ…と、ため息を着く羽葉屢先輩

「いいに決まってんだろ。誰か一人なんだからよ。」

「そ、そうなんですか…」

簡単にパッと決めたい私は

「じゃあ羽葉屢先輩…にきめます」

皆はホッと胸をなでおろした。

「よかった…じゃあ、今度から君の家に靈をおいてね」

「…はい?」

「じゃ、よろしくな。日菜。」

「えっ、えっ、えぇぇ?!」

と、言うわけで羽葉屢先輩を家に置くことになりました。

~✴︎日菜の家、前✴︎~

「ここが家か!でっかいな。」

そう、私の家はでかい。異常な位でかい…邪魔すぎる位…

「はい…部屋いっぱい余ってるからです。」

「ふーん。」

「こっちです。迷わないでくださいよ。」

「おう。大丈夫だ。」

ガチャッ…

「おぉー!部屋もでけぇー!」

「そ、そうですか?」

「うわっ!このベットすごっ!プリンセスが寝る場所じゃん。」

「プッ…」

「…な、なんで笑った。」

しまった。と、いいタゲな顔をみせる

「いいえ。子供みたいだなぁって思いまして。」

「…み、みてないことにしろ!」

「はい!」

私はわざとニコニコして見ると

「…」

ドンッ…

上には羽葉屢先輩。

下には私。

「えっ…」

「おい。俺怒らせるとどうなるかわかってんの?無理矢理でもいいから

ヤらせろよ…。」

「えっ、や、やです!羽葉屢先輩冗談はやめてくださいっ!」

「冗談じゃねぇんだよ…良いだろ?

お前もそんな抵抗してねぇんだから、まんざらでも無いんだろ?」

「っっ…嫌ですっ!はなしてください!!」

肌が外の空気に触れる。

ゴォォォォォッ…と、風が唸る。

「……何で泣くんだよ。」

私は知らないうちに顔がビショビショになる位泣いていたのに気がつかなかった。

「…やーめた。も、分かったから良い。明日休みだから朝7時位にまた来な。」

「…っっ…」

ガチャッ!。

と、乱暴にドアを開けて、ドアを閉めドアに寄りかかった。

「っう…」

初めて分かった。

男の人は、怖い。

あの力。あの手の大きさ。

顔は綺麗だったけれど、とても怖かった。

私はその後母親達に羽葉屢先輩の親がしばらく旅行で泊まる。と言うことにして承知をもらった。そのあとは部屋に戻り寝た。


〜✴︎8月9日•午前6時50分部屋の中✴︎〜

私はどうしようか、と、服に着替えながら、ボーと、考え込んでいた、昨日のことと言いまだ、怖い。

「…だめ。行かなきゃ。うん。」

と、部屋の目の前に来たもののドアノブに手をかけられない私。

「うーん…」

ガチャッ…

「え。」

「あ。」

「…わ、私部屋に戻りますっ!」

「は?!ちょっ…」

ガシッ…

昨日のように手で掴まれビクッとなってしまう私。

「ほーら…つっかまえた。」

「っっ!はっ、離してくださいっ!!」

「!!もうやらないって!あんな事!」

「……」

「はぁ…落ち着いた?…昨日のは、悪かった。」

「…きっ、気にしてません…」

「ほーら、固い顔してる。気にしてるだろ。」

「えっと…」

「ハイ、ウソツカナーイ」

「えっ、あのっ…えっ…」

「ウン。ナニ?」

無表情で口が笑っているだけの羽葉屢先輩。

こわいです。

「わぁぁっ!ご、ご飯いかがですかぁぁ!」

とっさに思いついたのがコレ、あとあと後悔。泣

「こんな時でもメシかよ!ははっ!いいな。案内しろ。」

「はっはい!」

何とか逃れたのは、良かったものの毎日ここがー…何て言ってたら人生の大事な時間が終わる…

「ここで…」「日菜ちゃぁんっ!」

ガバッと飛びつくお母さん。

「ぎゃぁ!お母さん!何するの!?」

「あら?このイケメンさんは??」

「えっ…あ、えっと…」「僕。羽葉屢 靈と、言います。それに…」

と、私が説明する前に言う羽葉屢先輩。

それに…の後は、私が絶句する事だった。

それは

「僕は、日菜の、彼氏です☆」

「あらあら!そうなの?頼もしいわぁー…こんな、ナイスバディーの子がぁ、もったいないわぁ…❤︎あ!昨日日菜が言ってた子ねっ❤︎」

お母さん…目が…ハートに…汗

「はははっ…お母さんも綺麗でとても素晴らしい人ですよ。」

「いやぁぁっ❤︎良い子ねぇ❤︎」

騙されすぎだよ…悪魔に…

お母さん…目を覚まして…汗

「あっ、そういえば、今日は日菜とデート何です、日菜は、いいですよね。これから食事はどうか、と誘ってくれましたし。」

「あらまぁ❤︎むふふん❤︎日菜!イケメンだからってホテルに行ってイチャイチャして、セッ…」「先輩!行きましょう!お母さんご飯食べてくるね!」

変なことを言いそうなお母さんを無視してパパッと食卓の間へ行く私と先輩、怒らせた?いや、あんな、いいこぶってないない。

「お前のお母さんいいな。元気で。」

「えっ…先輩の、お母さんは、元気じゃないんですか?」

「…もう、この世にはいない。あいつらも、そうだよ。」

「えっ、夙君達がですか?!」

「あぁ。皆な、」

「…す、すみません。」

と、重くなる空気。

「…ここ、食卓の間?」

「へっ?!あ、そうですっ!」

「そ。広そう」

いつの間にか食卓の間についていた私達は、中へ急いで入って行った。

「…あ、お願い。」

「はい。お嬢様。」

近くにいたメイドさんに食事を頼むと私達の前にパパッと用意される食事。

「…」

パクッと野菜を口に運ぶ先輩。

「…うま…」

「雇ってるコックさん公開されて無いんですけど、★59個なんですよ。」

「ブハッ!ゲホッ…ゴホホッ…」

「えっ、だ、大丈夫ですか?!」

「はぁ?!んなわけあるかっ!★5で最高じゃねぇの?!それか、6.7.8?!が最高なんじゃねぇの?!」

「え、はい。一般人ではそうですよ。」

「じゃあ、お嬢様方は、何まで最高なんだよ?!」

「えぇっとですね…最高で802が記録されてます。」

「ゴホッ!ゲホッ!」

と、更にむせる先輩。

「えっ、先輩!?大丈夫ですか?!」

「も、もう、この話やめよか…ゴホッ」

「あ、すみません…」

それから会話もなく食べ終わった後。

「ごちそうさん。」

「ごちそうさまです。」

「さて…」

「?」

「庭あったよな?そこ、行くぞ。」

「あっ、はい!」

「一つ言うぞ?」

「はい?」

「敬語辞めろキモイ、ウザい、イライラする」

「?!な、そんなこと言わないでください!」

「やめないと…昨日の続き…やるよ」

「敬語なしにするね。」

「よし」

強制的に敬語を辞めさせられた私でした。

~✴︎裏庭✴︎~

「で、なんです…なに?」

「契約の事で。」

「えっ、」

あぁ、そっか。そういえば契約らしきことやってなかったよね。

「契約って、なにするの。」

「それはね。

俺と性行為すんの。」

「そうなったら、私は逃げる…」

と、逃げようとするとあっさり捕まり先輩の手の中

「せせせせ!先輩!な、なにっするんですか!やですよ!性行為なんて!」

「ははは!また、敬語に戻ってるし。ヤんねぇーよ。そんな事。」

「は、離してくれたら信じるっ!」

「はいはい。」

パッと離してくれる先輩

その弾みであしもとがふらつく。

「せっ、先輩!ちゃんと契約の話してください!」

「えーとな。

20日の満月の夜今は9日だからあと11日とにかく満月の夜夜中2時23分に契約の輪を交わすんだ。でもな、交わしたくない、と言う気持ちが少しでも1ミリでもあったら失敗して…死ぬ…かもしれない。」

「えっえ、えっと…え…嘘でしょ?

冗談…やめて下さい…よ。」

「嘘じゃない。契約は絶対しないと俺といちゃいけない。お前の命が俺に吸い取られるだけだ。」

「っっ!!」

「どっちでもいい。命を削られるか、死ぬ覚悟で契約するか。」

「…結局、契約はしなきゃいけないんじゃ…ないの…」

「…まぁな。」

「…契約する。後11日たつまでには契約したくないって気持ち消せるように…」

「…そっか。」

「うん…」

しばらくの沈黙耐えられなくなった私は慌てて声をかける

「な、何だよびびんだろ。」

「ごめんなさい。えっと、契約はかんがえておく!」

「わかってるよ。」

「だ、だから、後…11日は、まっててね!」

「おう。」


……11daysのこりじゅういち leftにち……


「ふわぁぁぁぁっ…」

「やっほ!日菜チャン!」

「ゲホッ!?!?な、何でなん、なんっ?!」

「え?」

「こっ、こっこ!さんかっ、三階っ!」

「え、あぁ、うん。」

朝起きたら目の前に夙君。

何故ここにいるのかわからないここ三階なのに何でそんなに冷静なの?!

「な、っなんで、そんなに冷静なっの?!」

「え?いつものこ…」

バンッッ!!!

ものすごい音が部屋に鳴り響く

ドアには、仁王立ちした先輩。

「夙!はぁはぁっ!金縛りかけるとはいい度胸してんな?!」

「もう、といちゃったの?!」

あちゃー、と言う顔の夙は、ペロッと舌を出して部屋の中を走り回っている

「だ、だまれ!」

バッと早くんを捕まえると何かを耳元で言っていた。

何話してるの??と言う顔でガン見してたら慌て出す二人

「なんでもないにょ?!日菜チャン!」

「いや…夙くん…明らかに噛んでるよ」

「日菜!本当に何でもねぇよ?!うん」

なんか、先輩は、もっとわかりやすく震えている。

「まぁ、いいんですけど…」

「「ふぅ」」

安心しすぎてため息をついている

バレバレ…でも、あえて聞かないどこう。

~✴︎??✴︎~☆???side☆


「うわぁぁっ!!!!」

「いやぁぁぁぁぁっ!!!」


僕は、

私は、


また、

また、


人を、

人を、


刺すんだ。

刺すのよ。


頭から

頭から


足まで

足まで


えぐるんだ

えぐるのよ


血に飢えた

血に飢えた


僕が

私が


人を殺し

人を殺し


えぐってぇぐって

えぐってぇぐって


飢えを飛ばすんだ

飢えを飛ばすんだ


また一人

また一人


今日な、

今日ね、


特別な特別な

特別な特別な


すごい力を持ったヤツを

すごい力を持ったモノを



食べたんだ

食べたのよ


この力で人を世界さえも消しされるんだ

この力で人を世界さえも消しされるのよ


はははははっ

ふふふふふっ


いつ、この力を使おうが

いつ、この力を使おうが


僕の自由だ

私の自由よ


ーーーーーーーーnextーーーーーーーー

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