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怪談竒譚

R.I.P.

作者:鵜狩三善
 僕は忘れていた。ママが部屋を片付けずにいてくれたから。ルーシーが欠かさず毎日ここに来て、その日の事を話し続けてくれていたから。出来たことと出来なかったこと。伝えられなかったことと伝えられたこと。去り行くものと残されるもの。それは不可逆であるのだから、ただ安らかに眠れ。
1.
2013/02/02 19:00
2.
2013/02/02 19:00
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