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男バレ奴隷、効率的に女の子をカモにする

※本作はギャグ・コメディ中心の作品です。

※倫理・制度・恋愛要素などは深く考えず、ゆるくお楽しみください。

ノアは大量の少女漫画を抱えて、収録先へ向かった。


ヒロは少しだけ安心する。

表情がわずかに明るくなったノアを見て、

内心ほっとしていた。




――翌日。


ノアから連絡が入る。


「今、デート中で店に行くね」


ヒロは意味がわからず、頭を抱える。


「デートで……コンカフェ!? 何言ってんだ……」




やがて、二人が店に現れる。


テレビカメラも同行していた。


ヒロは混乱しながらも、

客たちに事情を説明し、撮影の許可を取る。


女の子はモデルらしい。


名前は、桜井みなみ。


ノアと並ぶと、

まるで絵になる。


思わずヒロも「おお……」と唸る。




ノアがヒロに向かって、小声で囁いた。


「じゃ、ちょっと話してて」


そのままノアは、

店内の奥へ姿を消す。




ヒロはカメラの前でアタフタする。


必死に説明しながらも、

頭の中はパニックだった。


(なんでデートで店に来るんだよ……)




すると――


ノアが女装して再登場した。


みなみは大喜びで歓声をあげる。


「かわいい!」


ヒロは内心で納得する。


(宣伝のため……だよな。

 これも合理的なんだろう……)




その時、ノアがぼそっと呟いた。


「これならカモにできる。効率的、いい……」


黒い顔で言うノアに、

ヒロは飛び上がる。


「おい!! その発言、絶対やめろ!!」




ヒロはとっさにフォローする。


「みなみさん、今日は俺の奢りで飲んでください!」


ノアは納得いっていない顔でヒロを見る。


だが、

すぐに営業スマイルを浮かべ、

メニューを差し出した。


「これ、おすすめ。美味しいよ」


みなみは嬉しそうに受け取り、

ヒロは呆れつつも胸を撫で下ろす。




店内は笑いと混乱に包まれていた。


ヒロは今日も、

ノアの奇行に振り回されるのだった。

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