第35章 日本の店頭芸能の未来は?
文楽劇場でも日本舞踊の公演は少なくなった。
しかも、日本舞踊をしている知人でもいない限りチケットの買い方さえわからないし、7千円くらいするのでちょっとお高いかも。
一般の人が観に来ることは珍しい。最近は素踊りが多く舞台も地味だし、着物も黒いものばかり。華やかさもなく、若い人も少なく、しかも踊りのレベルも低い。大阪だからか?と思い東京の国立劇場の名立たる流派が集まる会に行ってみた。お弁当を用意して、朝から終演まで見た。大阪よりも舞台は華やかで贅沢だった。しかし、どれもそこそこ。疲れてしまった。その頃はパリのジャパンエキスポで一緒に出演してくれる実力のある舞踊家を捜している時だった。
お稽古レベルでは仕方ないのか?それから、色々な踊りの会に行ったが、やはり目を見張るような踊りに出会えなかった。
もし、日本舞踊を見たいと思って、この踊りの会にチケットを買って行ったならば、また日本舞踊を見に来てくれるだろうか?音楽だけ聞くなら、名だたるプロばかりなのでいいかも。でも、踊りはアマチュア。お稽古の発表会であれば仕方ないが、目を見張るような舞踊家には、なかなか出会えない。
知り合いがいるから、それだけを見に来る人も多い。お付き合いだから、見た後お祝いを持って楽屋に行く。演者も楽屋見舞いのお礼を用意してもてなす。
お金持ちの恒例行事だが、それも高齢化のために演者も観客も減っている。玉三郎のような広告塔が求められている




