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ふぉーみー  作者: にわか雨
妄想と現実
1/5

1話目「一言も言ってないんだよな〜!」

輪廻(りんね)または輪廻転生(りんねてんしょう)とは、サンスクリット語のサンサーラに由来する用語で、命あるものが何度も転生し、人でなく動物なども含めた生類として生まれ変わること(wikipedia参照)


"てんせい"じゃなくて"てんしょう"と読むと知ったのはつい最近だったような気がする。



異世界(いせかい)は、日本のフィクション作品におけるジャンルのひとつで、現代とは異なる、魔法が有効などの世界を舞台にした物語。(wikipedia参照)


異世界はロマンだ。ファンタジーだ。一生の憧れだ。



田舎は嫌いじゃない


家畜を放牧したり、畑を耕したり、山菜を採ったり、狩りをしたりと、肉体労働が多めだが、私は嫌いではない。




「あら、アンセルさんちの娘ちゃんじゃない!今度は何を見ているの?」


「こんにちはおばさん。あの動物はなんていうの?」


「あれは豚って言うのよ。」


「豚かー、なんで()()()なの?」


「何いってんの、豚はみんな毛が赤いのよ。」


「へーそなんだ。初めて知った。」


「あ、そうそう。何度も言うけど、森へ行っちゃだめよ。怖い魔物に襲われちゃうからね!」


「うん分かったよおばさん。またね。」


「ホントにいい子ね〜気をつけるのよ!」


私はおばさんに見送られながら、牧場を後にする。


柵の中には、豚という名の真っ赤で丸い生き物が草を食っている。




…私は、異世界も、田舎も、好ましくは思っている。


しかし、しかしだ。


(実際にしたいとは言ってないんだよな〜!)

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