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蛇足と言う名のオマケ

ザイン「よぅ、またこの周辺での護衛か」

クレア「……最近、なぜかこの辺りのを頼まれやすくなったのです」

ザイン「ほお。なら、お前もうちの領を拠点にして仕事すりゃあいいだろう」

クレア「お断りです、一つの土地にねぐらを持つ主義ではないのです」

ザイン「便利だと思うんだけどなあ、ついでの俺のかみさんになれば、なお良しだろう」

クレア「それが! お断りだと!! 言っているのです!!!」

ザイン「なんでだ?」

クレア「なぜって…私は」

ザイン「ドレス着てつつましやかにしている必要なし、パーティーなどめんどくさいから出席せずともよし、好きなだけ剣振るってよし、うちの団員と手合わせして力つけてよし、お得だと思うぜ」

クレア「む…けれどもそうは言ってられない状況という時も……」

ザイン「俺が良しって言ってるんだし。ああ、ついでに、先祖が使ってきた様々な形状の独特な剣も見放題、なんだったら使いたい放題だな」

クレア「う………」

ザイン「どうよ?」

クレア「……」


副官1「隊長、わざとこの周辺の護衛依頼をクレアさんに向けるように指示してるんだよな」

傭兵1「クレアさん気づいてない?」

副官2「気づいてるけど、わざと気づかぬふりしてるっぽいな」

傭兵2「クレアさん、いつ素直になってくれますかね」

副官1「どうだろうなあ」

傭兵3「男しかいないから館に入るのためらってるとかですかね」

副官2「んーーどうだろうなあ。でも彼女の野営テント、じわじわとうちの城壁に近づいてるぞ」

一同 「あー」

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