第一話 異世界転生
誤字、脱字など多いと思いますが最後まで読んでくださると、幸いです!
小鳥のさえずる朝 俺、成宮快斗は、限定プラモを手に入れるためお店に向かっていた。
ふと、道を見るといまにもひかれそうな猫が!気がつくと体がもう動いていた。そのまま猫に抱きつくようにががみこむそのまま車が……気がつくと神殿のような場所に立っていた。
なんだ俺死んだのか、と思っていると…
「ようこそいらっしゃいました快斗様、たった今あなたは亡くなられました…」
突然、奥から女性の声が。
「以外に亡くなったことに驚かれないのすね。
大抵のかたはもっと慌てたり、焦ったりするのですが…」
「いや、たしかに驚いているけど…」
「まあ、それはいいとして…」
「あなたには魔王を倒す勇者になってもらいます。」
「……は?」
いや、突然そんなこと言われましても。
そんな俺を無視して話は続く。
「とにかくあなたは魔王討伐に向かっていただきます…あれ…?あれれれれ!?」
なんだ、焦ってるのか?そんなこと考える俺をよそに女性の焦りは続く。
「あれ、あれ、おかしいですね⁉
さっきまで空いていたはずなのに…よし、こうなったら仕方がありません。魔王にしましょう。」
ん?いまこいつなんて言った!?魔王!?
「すみません、勇者は定員オーバーのためあなたには魔王になっていただきます。」
「ふざけんじゃねーよ!誰か魔王なってに異世界行くか!」
そんな理不尽あってたまるか!
「魔王になればイチャイチャし放題ですよ。」
何!イチャイチャし放題だと!?
固まる俺をよそに女性は話を続ける。
「魔王になれば魔族の全権利を代理できますから。」
「なるほど…ってそれ魔族だけじゃん!て言うかあんたさっきからいろいろ言っているけど誰?」
「私はこの世界の死者をあの世に導く女神イルミナです。」
「あなたには魔王になって異世界を救ってもらいます。」
救う?滅ぼすの間違いじゃねーのか!?
「この画面をご覧ください。これは、あなたが、これから行く世界の様子です。」
いつの間にか、隣に立っていた女神様を見てみると…
「幼女じゃねーか!」
なんだよ普通女神様ってアイドルとか女優さんみたいなナイスバディだろ!俺がもんもんとしていると…
「し、失礼な人ですね!私は女神なんですよ!快斗様のようななんの取り柄もない人ではないようなどこにでもいる人ではないんですよ!!」
な、なんだと!?
「確かに俺はなんの取り柄もないかもしれねーが幼女趣味じゃねーよ!」
「い、いいですか!貧乳は希少価値が高いんですからね!…で、ではなく!あ〜もう話がずれちゃたじゃないですか!」
「はぁ?ずらしたのはあんただろ!うるせーよ俺は幼女趣味じゃねーよ!」
「さっきから幼女、幼女とうるさいですね!と、とにかくこれを見てください!」
突然、現れた巨大な画面を覗き込むと…
「うわああー!やめてくれー!殺さないでくれー!」
「ヒィィーお助けー!」
と泣き叫び逃げ惑う人々…ではなく魔物達が!
なんだよこれ、普通逆だろ。
そう思う俺をよそに画面の中の地獄は続く。
「ごめんなさい許して下さい勇者様。」
「もう差し上げるものがもうないんです。」
「嘘つけ!まだまだ隠してるもんがあんだろ!だせよ!」
鬼かよ、あんたは。
「本当に、本当に何もないんです。」
「今日はどうか、どうか、見逃して下さい。」
……なんだこれ。
「チッ、仕方ねぇな、今日は見逃してやるよ。」
「また来るからな。準備しとけよ!」
もう、来んなよ!
「ありがとうございます、ありがとうございます。」
「チッ」
舌打ちする勇者に対し丁寧に礼を返す魔族。おかしいだろこれ!
「どうですかこの状況?」
「いろいろおかし過ぎてメチャクチャだよ!」
「俺に死ねって言ってんのか!?」
「と、とにかく!魔王になってもらいますからね!!」
慌てる女神様をよく見てみると…ふむふむ顔は可愛いAランク、スタイルはAランク、胸はE…。
「ど、どこ見てるんですか!?天罰下しますよ!?」
赤くなっている女神様も以外と可愛い。
「それは、今はいいとして…快斗様、魔王になって世界を救って頂けますか?」
「丁重にお断りします。」
「ええっ⁉」
誰がそんな危ないことするか。
生憎俺は幼女趣味じゃない。
「分かりました……でも……逃げられると思わないでくださいね。」
「……は?」
突然、床の感触がなくなり体が下に落下していく。
「頑張ってくださいね!応援しているので!」
「応援いらないので助けてください。」
「無理でーす!」
こうして俺は理不尽な女神様によって魔王となり異世界を救うはめになってしまった。
まだまだですか、これからも宜しくお願いします!