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飯屋へ行く

三島は女性の後ろから着いていくことしか出来なかった。三島はこの女に着いていって良いのか少し不安になった。

女性はある場所に着くと変な店に入っていった。三島も不安ながらも後に続いた。その女は、

「飲み食いするならここよ。美味しいし一番安いしたまに高級な食材も食えることができるのはここだけね。」

三島はマンガ好きなら誰でも食べたいと思う食べ物のことを聞いてみた。

「高級な食材って、骨付き肉もあるのか。マンガ肉みたいな感じのさ。」

女は少しキョトンとした顔をしながら答えた。

「マンガ肉が何かは知らないが骨付き肉はあるわよ。そんなに珍しくないじゃん。なんでそんなに食い付くように言うの?」

三島は(この国では珍しくないのか、いいな。)と思いながら言った。

「今は金がないけど今度奢るからさ骨付き肉食わせてくれよ。約束するからさ。」

「そうやって逃げるつもりね。そうはいかないわよ。」

「お願いします、一度だけ食べてみたいんです。この通り。」

三島は教科書があったら載ってそうな位綺麗な土下座をした。プライドを完全に捨てたのだろうか。

女は困った顔をしながらため息をついて言った。

「わかった、わかったから、買うから、買ってあげるから。恥ずかしいからやめてもらえる?」

「・・・はい。」

三島も恥ずかしくなってきたらしく顔があかくなった。

骨付き肉が出てきた。しかし思っていたものと違っていたようで、

「まあ、そうだよね、そんな都合良くはいかないのはわかっていましたよ。」

少しガッカリしながら食べていった。その肉はマンガ肉てはなく、手羽先のような形のものだった。

すると、後ろに求めていたマンガ肉が置いてあった。三島は後ろを向いて指でアレアレ、て食べたそうに肉のほうに指を指した。女はビックリしながら言った。

「あれはベヒーモスの肉だよ、高くてすごい豪邸に住んでいるようなお金持ちが食うものなの。ちょっと大きな声を出しすぎたわ。店をでるわよ。」

と言って三島と女は外に出た。女は自己紹介を忘れていたことを思いだし、今、自己紹介をした。

「名前を教えておくわ。奢ってもらう約束しているからね。私はメリー、メリー・アルクレアよ。忘れないでね。」

「わかった、忘れないよ。俺は三島光だ。キラキラネームなのは気にしないでくれ。」

「キラキラネームってなに?それに珍しい名前ね。少し興味を持ったわ。」

「名前は気にしないでくれ。さあ、町案内を頼む。」

色んな店を回ることになる。それも覚悟のうちであろう。

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