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寮
「本当に、あれで良かったの?アリサ」
寮の一室では一人の少女が心配そうに布団を握り締めていた。
「何言ってるの?氏家ぇ」
氏家はこの声で名前を呼ばれるのが嫌いだ。
最後を引き延ばしたようなその発音は、人を嫌がらせるためにやっているとしか思えない。
「呪いなんてあるわけないもの。誰かが調子に乗って噂を振りまくだけだから」
どこにも被害なんてないでしょ? とアリサは笑う。
「…そっ、か」
この人は気付かないのだ。人を傷付けている事に。
それを思うたび、氏家は悲しくなる。
「昔はそんな事なかったのに…」
「何か言ったぁ?」
洗面所の向こうからアリサの声が響いてきた。
氏家は枕に顔を押しつけた。
「いや、何でもない」
投稿しながら書いてみたけど話の流れが一向に掴めない。
それに、遅筆ですね。駄目だなこりゃあ。
取り敢えず今日はこの辺で切り上げておきます、また…明々後日くらいかな?
それではさらばぢゃ。
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