1/62
事の起こり
教室がなんとなくざわついていた。
「何?なんかあったの?」
エリカが覗き込むと、友達の橋本リコが駆け寄ってきた。
「リカちゃん…、どうしよ、あれって…」
その声を聞いて、集まっていた野次馬の数人が離れていく。
ひそひそと噂話をしながら去っていく同級生に、エリカは怪訝な目を向けた。
「何?」
リコが野次馬をかき分ける。エリカがその後から付いていくと、自分の席にたどり着いた。
そこには、一瞬自分の目を疑うような光景。
「…何、これ、」
エリカの机には、花瓶が置かれていた。
白い花が飾られている。
そして、机の上いっぱいに赤いペンで文字が。
” サイトウサン ア ソ ボ ”
プロットも何も立ててないので更新は途切れがちになると思いますが随時更新していく予定ですので温かい目で見守ってやってください。
完結にはなんとかこぎつけたいとかそのレベルなので途中で消え失せてるかもしれません。お先にごめんなさいと言っておきます。