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瞳に映るもの  作者: 謎猫
8/8

お昼ご飯の次は

最近・・・

しっぽがみえるようになってきた!?


と言うのは妄想です(泣)

お昼ご飯も食べたけど!

まだ時間がある・・・


『この後どうしようか?』

「う~ん まだ、帰るのは早いよねぇ?」

「そう言えば、今って何か面白い映画やってるのか?」

『映画は、久しく行ってないな』


とりあえず、雅弘の提案で何が見られるのか分からないけど

映画館へ行ってみる事に。


その途中、路地の角に1匹の虎猫さんが居た。

ちょっと、年齢高め? 私達を見ているけれど逃げようとはしない。


「こんにちは」

「にゃぁ~(こんにちは)」

「お昼寝中でしか?」

「にゃぁ(そんな所)」

「すみません起こしちゃって」

「にゃー(別に)」

「それじゃ、風邪引かない様に」

「にゃぁ~ん(君もね)」


それにしても・・・

あの猫さんは、全然尻尾を動かさなかった・・・

尻尾が見ても、結局あれじゃ分からないかもぉ・・・


『由紀って、猫と話して居るみたいに見えるね』

「Σ(=□=)!  そ、そう??」

「まぁ、由紀は猫みたいな所あるしな」

『何か猫とは通じる物があるのか??』


あ、危なくバレる所でした・・・

別にバレても、それはそれで良い様な・・・?

やっぱり、悪い様なっ!!(汗)


『さて! 映画館には着いたけどぉ 何を見ようぉ??』

「雅弘は、この中に見たい映画有る??」

「この中でなら、アクション物の映画かなぁ?」

『確かに、選ぶの限られるなぁ』


と言う事で♪

提案者の意見を尊重して、アクション映画となりましたぁ♪

(折角来たから、なにか見ようぉ~と言う、こじつけです♪)


上映時間まで20分くらいだったので、チケットを買って

ホールで待つ事にした。


「ねぇ」

「うん?」

「雅弘は、犬派? 猫派?」

「はっ?」

「どっちなのかなぁ~って」

「犬と猫かぁ・・・ どっちだろなぁ?」

「やっぱり、犬派??」

「いやぁ~ どちらかと言うと・・・」

「どちらかと言うと??」

「兎派なんだけど・・・」

「はいっ!?」

「兎LOVE!」


今まで、雅弘が兎大好きキャラだったなんてっ!!

もの凄く予想外な展開にっ!!


『なになに? 雅弘 兎好きなのっ?』

「あわっ!!」

「おわっ! 聞こえたのかっ!?(///)」

『雅弘が兎キャラだったとはなぁ』


『へぇ~ 可愛いんだぁ~』

「にゃはは~ 雅弘は兎っぽくないっ♪」

「だ、だから言いたくなかったんだよ!!(照)」

『雅弘、キャベツ食うか?』

「食わねーよっ!(///)」


不思議と、嫌がった口調なのに雅弘の尻尾はピンと真っ直ぐに

立ち上がって一応「うれしい状態」ではあるみたいです♪


『あっ、そろそろ映画の時間ね』

「ホントだ」

「・・・・・・(兎)」

『ウサヒロ(笑)』

「ふがっ!!」


通路を歩いている間も、雅弘の尻尾はピンと真っ直ぐ立っていて

意外と、ウサヒロと言う呼び名も嫌じゃ無いみたいです。


「(ウサヒロ♪)」

「なんだよ、ニヤニヤして」

「にゃんでもない~」

「ユキだるま」

「Σ(=□=)!」

「(ニヤニヤ)」


むぅ~ ちょっと、仕返しされたぁ??


そう言えば、私の瞳に映る尻尾はそれぞれ本人が

猫派犬派兎派とかとか

それらに関係なく、全部猫さんのしっぽで見えるらしいですね??


その前に、兎の尻尾とか・・・ 丸いふわふわと言う事以外

なにも伝わって来ない!?

吃驚した時くらいは、尻尾の毛がブワッ!っと逆立つのでしょうか??

それはそれで、見てみたい気もしますね~

ウサヒロさん♪(笑)


館に入り、見渡してみるとお客さんは7割くらい??

話題作!という感じでも無いようなのでこれくらいなのでしょうか?


その前にっ!! お昼後を食べて直ぐに暗い部屋って・・・

眠っちゃいますよねっ!?


「(寝たらどうしよう(///))」


そんな事を考えながら上映が始まると・・・

意外と五月蠅くて? 人気が気になって??

少し眠くなったくらいで、ずっと映画を観ていました。

雅弘も瑠美も尚哉君も起きて観ていた・・・

と想う・・・汗


ただ・・・

映画を見終わる頃に確信した事があります!


先程、ホールから上映の館まで移動する時に見終わったお客さんが

館から出てきてすれ違ったのですが

そう言えば、みんな尻尾があまり元気ない?感じ・・・

だった様なのを想い出したのですけども

ちょっと、残念なお知らせが・・・


「この映画、あまり面白くない(泣)」


何と言うか、尻尾でこの映画が面白いとか面白くないとか

察しが付くかもです。

そう想いながら、映画を見終わり館の外へ。


『な、なんか、微妙だったね??』

「う、うん・・・汗」

「お、俺の方を見るなよ!?」

『まだ、何も言ってないが?』


別に、雅弘が見たいと言って選んだ訳じゃ無いし

みんな折角映画館に来たのだから、どれでも良いから観てみようと

なっただけなのですけどねっ♪


その後は、ゆっくりと街をお散歩。

クレープ屋さんに寄って公園のベンチで食べて。


それにしても、今後しっぽが見える事で良い事ばかりでは

無くなってくるのかなぁ??

と、少しだけ考える部分が増えたりです。


あの日、黒仔猫のチビさんを助けた日から

ちょっとだけ、見える光景が変わって

少しだけ、見える物事が変わって


『私の瞳に映る世界』は、意外と大きく変わっていくのかも。


もしかしたら、次に頭をぶつけたら元に戻るかも??

とか


もし、次に頭をぶつけたら・・・

猫耳も見える様になっちゃう!?

とか・・・


もしもっ! 次に頭をぶつけたら!

私が猫になってしまうのっ!?

とかとか・・・


最後は、同じになるのだろうけど

今は、少し違う世界を観ていたりです。


最後まで、お読み頂きましてありがとうございました

これからも、もの凄くゆっくりだと想いますけど・・・

また、読みに来て頂ければ(///)

とかとか、お願いをしてみたりです。


ありがとうございました♪

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