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瞳に映るもの  作者: 謎猫
4/8

次の日~

こっちには、分からない言葉でも

むこうには、分かっている言葉が

結構、沢山有るみたいなのです♪

にゃぁ~ん♪

朝になると・・・


「やっぱり、私には尻尾が無い・・・」


のでっ! ベッドから起きてダイニングへ向かった。

お母さんは居ると想うから、尻尾が有るか無いかで

昨日の事が夢かどうか分かりますよねっ♪


いつもなら、低血圧でふらふらと歩いているのに

今日ばかりは、ぱたぱた少し急ぎ足で部屋を出る。


「おはよぉ~」

「おやよう 随分、寝起きが良いのね?」

「Σ(=□=)!」

「な、なに? 幽霊で見た様な顔をして」

「うん?? お母さん、幽霊見た人の顔を見たことあるの?」

「無いけど」

「・・・有っても困る」

「今日は? 体調変わりない??」

「うん 平気、昨日と同じ」

「そう、それなら」


そう・・・ 昨日と同じです・・・

お母さんには黒く長いしっぽが・・・

私にも、しっぽが有ったら同じ様なしっぽかなぁ?


その後、いつもの様に支度をして学校へ。

学校に到着しても、やっぱり昨日と同じでみんな尻尾付き!

ただ、みんなゆらゆらブンブンぱたぱたカサカサ

色々な動きをしていて、ちょっと眼が疲れる・・・

見慣れていない?ので、余計に目で追ってしまうのでしょうか??


ただ、それも数日経つ頃には動く尻尾にも見慣れて

眼が疲れなくなってきた。


そんな日々が過ぎて、事故から一週間後の通学路。

道端には、たぶん見た事のある猫が・・・


「あっ、あの時の!」

「うん」

「やっぱり、怪我は無かった?」

「平気」

「そう♪ よかったぁ~ 私は、怪我したけど(泣)」

「ごめん」

「大丈夫だよ 次から気をつけてね」

「ありがと」


1週間ぶりの再開ですっ!

私の怪我と言っても、怪我と言うのものじゃないし

それに、そのお陰?で特別なものが見える様になったし

その事によって、特に困った事も今のところ無いし。


「あっ! 名前聞けば良かったぁ」


でも、また直ぐに逢えるだろうし(そんな気がする)


「まぁ~ いいかぁ~♪」


そう言えば・・・ 1つ大きな疑問が・・・


「私に見えているあの尻尾って、触れるのかなっ!?」


今度、機会があったら試してみようと想います。

まだまだ?

続きます♪

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