次の日~
こっちには、分からない言葉でも
むこうには、分かっている言葉が
結構、沢山有るみたいなのです♪
にゃぁ~ん♪
朝になると・・・
「やっぱり、私には尻尾が無い・・・」
のでっ! ベッドから起きてダイニングへ向かった。
お母さんは居ると想うから、尻尾が有るか無いかで
昨日の事が夢かどうか分かりますよねっ♪
いつもなら、低血圧でふらふらと歩いているのに
今日ばかりは、ぱたぱた少し急ぎ足で部屋を出る。
「おはよぉ~」
「おやよう 随分、寝起きが良いのね?」
「Σ(=□=)!」
「な、なに? 幽霊で見た様な顔をして」
「うん?? お母さん、幽霊見た人の顔を見たことあるの?」
「無いけど」
「・・・有っても困る」
「今日は? 体調変わりない??」
「うん 平気、昨日と同じ」
「そう、それなら」
そう・・・ 昨日と同じです・・・
お母さんには黒く長いしっぽが・・・
私にも、しっぽが有ったら同じ様なしっぽかなぁ?
その後、いつもの様に支度をして学校へ。
学校に到着しても、やっぱり昨日と同じでみんな尻尾付き!
ただ、みんなゆらゆらブンブンぱたぱたカサカサ
色々な動きをしていて、ちょっと眼が疲れる・・・
見慣れていない?ので、余計に目で追ってしまうのでしょうか??
ただ、それも数日経つ頃には動く尻尾にも見慣れて
眼が疲れなくなってきた。
そんな日々が過ぎて、事故から一週間後の通学路。
道端には、たぶん見た事のある猫が・・・
「あっ、あの時の!」
「うん」
「やっぱり、怪我は無かった?」
「平気」
「そう♪ よかったぁ~ 私は、怪我したけど(泣)」
「ごめん」
「大丈夫だよ 次から気をつけてね」
「ありがと」
1週間ぶりの再開ですっ!
私の怪我と言っても、怪我と言うのものじゃないし
それに、そのお陰?で特別なものが見える様になったし
その事によって、特に困った事も今のところ無いし。
「あっ! 名前聞けば良かったぁ」
でも、また直ぐに逢えるだろうし(そんな気がする)
「まぁ~ いいかぁ~♪」
そう言えば・・・ 1つ大きな疑問が・・・
「私に見えているあの尻尾って、触れるのかなっ!?」
今度、機会があったら試してみようと想います。
まだまだ?
続きます♪