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瞳に映るもの  作者: 謎猫
1/8

事件の日?

久しぶりに、作品を書いてみました。

なんだか、書き始めると昼間とかも

ニヤニヤ妄想が膨らんでしまいますね??

あれ? 私だけでしょうか??(激汗)

ふと・・・

今、自分は起きているのだろうか??


これは夢??

なにか、周りで音が聞こえる・・・


「(私は寝ているの? 起きているの?)」


白く光は感じるのに眼が開かない・・・

特に、何かを言う訳でも無いのだけれど声が出ない・・・


ただ、自分の呼吸する音だけが大きく聞こえる。


「(いびきじゃないです。←きりっ!)」


でも、なんだか寝心地の悪い寝具・・・

陽の光を感じるのだから、昼間だと想う。


気温? 室温?は、暑いほどじゃないけれど

お布団が少し重い・・・

厚い・・・

だから、少し暑い・・・


「(今日って、お休みだっけ??)」


あれ? そもそも今日は日曜日?? 振替休日???

私、お休みだっけ??

今、何時なのだろぉ・・・


「(でも、もう少し寝てても良さそうな気がする・・・)」


そのまま、ふにゃふにゃと再び夢の世界へ。


「(二度寝最高ぉ~)」


また、光も音も熱も何も感じない世界へ。


それから、どのくらい寝ていたのだろう??

そろそろ・・・ 起きても良いかも?


「(なんか、筋肉痛?? でも、運動したっけ??)」


それにしても、ダルダル・・・

凄く疲れたぁ~

寝過ぎたから??

でも、まだ陽の光は感じるから・・・

夕方では無いみたい。


それにしても、寝心地の悪いベッド・・・

ちょっと、イラっ!!


「(う~ん・・・ むぅ・・・)」

「由紀っ!」


「(えぇ? なに?? もしかして、寝坊っ!?)」

「由紀!! 起きてっ!!」


な、なんか・・・ もの凄く「起きなさい」って責められております。

もぉ・・・ 寝起きからコレなのですかぁ・・・(泣)

ちょっと、起きるのが憂鬱になります・・・


「起きてるぅ・・・」

「目を開けなさいっ!!」


「はぁ~い・・・(泣)」

「由紀っ!! 目が覚めたのっ!?」


「ぐわわりゅい・・・(具合悪い)」

「大丈夫??」


もの凄い形相で、お母さんが私の目の前に・・・

寝坊して怒って居る??

もしかして、急いで支度しても既に激遅刻な感じ!?


「(はふっ・・・ その前に、布団から

 起きられないのですが・・・(汗))」




もの凄くまぶしく感じる陽の光に我慢して目を開けてみると

お母さんと、その後ろにはお父さんが居て・・・


そして、ココは何処??


「くすり臭い・・」

「良かったぁ~」

「良くないっ!!」

「心配したんだからっ!」


えっと・・・ 会話が噛み合っておりませんけど・・・


「むぅ~??」

「由紀、何処も痛くないか?」

「お父さん・・・ お仕事は?」

「そんな事はどうでも良いんだよ」


なんだか、只ならぬ状況!?

と言うか、私がっ!!


「病院?」

「あなた、道路に居た動物を助けようと車の前に飛び出してっ!」

「えっ!? 私、轢かれたの!?」

「車には轢かれていないけど、道路脇の斜面から落ちて意識を失って

 病院に運ばれたの」

「そうなの!?」

「憶えてないの??」


何となく、黒い仔猫っぽいのが車に吃驚したのか道路の

真ん中で動けなくなっていたのを咄嗟に助けて・・・


あっ! それで道路脇の斜面を転がり落ちて・・・


「頭痛い! たんこぶっ!!」

「はぁ・・・(呆れ)」


なんか、ごろごろ転がって小さいけど木?に頭ぶつけたかもっ!


「もしかして、それで意識不明に!?」

「そう・・・ いくら呼んでも反応無いし、心配したんだからっ!」

「えっと・・・ どのくらい眠っていたの?? 1週間? 1ヶ月?

 半年?? もっと?」

「そうね・・・ だいたい・・・」

「もしかして10年とか!?」

「5時間くらいよ」


母は、あっさりと5時間と告げた・・・


「えっ??」

「なに?」

「5時間っ!?」

「そう、5時間」


どうやら、私が登校の途中に事故?自爆??して意識を失い

病院に運ばれて怪我の治療(消毒と軟膏と抗生物質)を受けて

意識不明と言うよりは・・・

ちょっと気絶して居ただけ・・・ らしいです。


「ねぇ、今何時??」

「もうすぐ14時だけど」

「・・・ふ~ん」

「どうかしたの?」

「別に・・・ あっ!! 猫は!?」

「助けた動物?」


救急車を呼んでくれた車の運転手さんの話だと、仔猫は私から

少し離れて心配そうに、ずっと動かないで救急車の中に

運ばれるまでそばに居たけどその後は草むらの奥に

隠れた様だったと。


「猫、大丈夫かなぁ?」

「何言ってるの! あなたが轢かれていたら、それこそ大変でしょ!」

「それはそうだけど・・・」

「同じ命かもしれないけど、もう少し考えなさい」

「ご、ごめんなさい・・・」

「人間と動物とでは、同じでも色々違うんだから」

「うん・・・」


その後、私は1日だけ入院をして2日ほど家で休養を取り

月曜日から登校する事となった。

入院・・・

嫌ですよね・・・(泣)

出来れば、入院もお見舞も

何の用事も無い方が平和かもですね。

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