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第2章冒険者養成所編 8話 旅立ち

ようやく本編に入れる

妹が生まれてから7年たった。15歳になり、背も伸び今では2mを越えた。身体能力に限れば父さんを越えた、いまだに剣術と経験では全然かなわないが・・・今では5回手合わせすれば1回位は勝てるようになった。


そんなある日、いつも通り庭でトレーニングをすませて、汗を拭いていると、父さんが書類を持って来た。


「来月からギルドの冒険者養成所に通いなさい。これ、入学に必要な書類な」


「なんで?ギルドに所属するだけなら選抜試験を受けて直接冒険者登録すればいいじゃないか・・・養成所に通うと卒業まで3年もかかるし、寮生活とはいえ生活費もそれなりにかかるよ?」


ギルドとは冒険者の相互補助、依頼者と冒険者の橋渡しなどを目的に作られた組織だ。

どこの国にも所属せず、世界中に支部を持つため、冒険者を生業にして生きていくためには必要不可欠と言える。

このギルドは誰でも利用できる訳ではなく、冒険者登録を行い、ランク付けされなくてはならない。この登録方法はギルドに行き試験を受けるか、冒険者養成所に3年間通い冒険者としての技量を身につけなくてはならない。これらのシステムは昔は無かったが、一攫千金を夢見た能力不足の冒険者が自分たちのレベルに見合わない依頼を受けて失敗する事が増えた事によりギルドの信頼性が低下した。そのため冒険者のレベルを最低限保証するためにこれらのシステムが生まれた。


「お前は確かに強くなった。同年代ではまずかなう者はいないだろうし、現役の騎士や冒険者にでも負けないだろう。しかしお前には如何せん経験が足りなさすぎる、知識として知っているだけでは駄目だ。長旅をするために必要なスキル、ダンジョンの探索に必要なスキル、特殊な魔物を倒すのには罠や弱点をつく戦いかたを身につけなくてはならない。それらを実際に身につけるには養成所に通うのが一番手っ取り早い。

それに冒険者として生きていくためには仲間の存在が必要不可欠だ。時には危険な場所で背中を守りあい、時には野営時に交代で見張りをする。魔物の討伐などでは囮としておびきだしたり、莫大な宝を見つけたときには目がくらむ者だっている。

互いに絶対的な信頼関係がなくてはパーティは組めない。

そういった信頼できる仲間を集めるためにも養成所に通うといい。寝食を共にし、互いに切磋琢磨することで得られる絆が必ずある」


「・・・わかった。最高の仲間を見つけてくるよ」

そうして養成所行きを

決意して書類を受けとると、家の中から小さい影が飛び出してきた。


「ダメーーーー!!兄さんが養成所行ったらさびしいよー!!マーチを置いてくの?なかなか会えなくなるんだよ?」

黒髪をポニーテールにし、大きな黒い瞳を涙で潤ませながら7歳になる最愛の妹、マーチが飛びついてきた。


「兄ちゃんもマーチと会えなくなるのは寂しいよ。でもまったく会えなくなる訳ではないし休みには帰ってくるから・・・」




マーチの泣き顔に若干決意が揺らぎながら、なんとか慰めることに成功した。そのかわり出発までの1月はマーチのために使う事となった・・・


本当は入学後の生活費に少しでも稼いどきたかったんだけど・・・


そして、養成所に旅立つ日が来た。

うーん、うまく話が進まない。もう少しいらない所をカットしたりしてシンプルな文章を心がけるべきか・・・


とにかく、ちょっとずつでも上手くなっていこうと思います。

今回も拙い文章ながらお読み頂きありがとうございました。

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